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岡谷のやまびこ国際スケートセンター 30周年節目のオープン
2024年11月24日
岡谷市内山のやまびこ国際スケートセンターは23日、30周年の節目となる今季の営業を始めた。初日はシーズン入りを待ちわびた家族連れや小中学生、クラブに所属している選手らが初滑りを楽しんだほか、平昌五輪女子団体追い抜き(パシュート)金ダリスト・菊池彩花さん、ソチ五輪スピードスケート男子500メートル出場の上條有司さんによる教室もあり、多くの子どもたちが姿勢や足の運び方を教わった。
同センターは、1994年11月23日にオープン。国際規格の400メートルリンクを備える施設は県内でも減少傾向にあり、スケート文化を継承していく上でも重要な役割を担う。昨シーズンは延べ約2万人が利用し、これまでの累計は86万人ほどになるという。
式典では、早出一真市長が「このリンクで五輪選手も育っている。目標タイムに近づくよう有意義なシーズンを過ごして」とあいさつ。第三セクター・やまびこスケートの森の中嶋政春代表取締役は「近年では最高の氷の状態に仕上がったので感触を確かめてほしい」と呼びかけた。
営業時間は年末年始・大会などを除き、午前8時〜午後9時。12月1日(日)、来年1月12日(日)、2月1日(土)は岡谷市民は滑走無料。市内在住の小中学生はシーズンを通して無料。問い合わせは同センター(電0266・24・5210)へ。
(写真は、初日から滑りを楽しむ利用者)