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盆踊り復活へ 諏訪市で有志が「諏訪ぼん」結成
2024年11月14日
諏訪地域の有志6人が盆踊りを復活させ楽しもうと「諏訪ぼん」を結成した。正調の盆踊りでなく、新旧の歌謡曲やポップスなどを「炭坑節」「鹿児島おはら節」の振り付けで世代問わずに輪になって踊る試み。30日(土)湯小路いきいき元気館でのイベントが初披露となり、練習を開始し賛同者を募る。
以前諏訪市内では、盆期間中心に各地で盆踊りが盛んに行われた。よいてこ踊りの浸透や踊り団体の高齢化、近年はコロナの影響で行事は減り、一部の区民祭で見られるのみ。桜井あすかさん(湯小路)の「盆踊りを神社で復活させよう」の思いに賛同した有志たちが活動を始めた。
炭坑節の踊り方は四つの動作の繰り返し。また4拍子で大半の曲に合わせられる。更に東京・中野が発祥のおはら節の振りでロックを踊る「盆ジョヴィ」も取り入れた。30日は福祉事業所あかね舎のまつりで利用者と共に「世界で一つだけの花」「マツケンサンバ」「UFO」などを炭坑節の振り付けで盛り上げる。
25日(月)夜に練習を予定し、来年6月の小和田八剱神社の夏季例大祭でも踊りたいとする。桜井さんは
「故きを温ねて新しきを知る—ではないが若い人たちも興味を持ち、みんなが面白がって踊りを楽しんでほしい」と展望を話し、多くの参加を歓迎する。
(写真は、炭坑節の振り付けで歌謡曲に合わせ踊りの練習を始めたメンバーたち)