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秋色日に日に濃く 出早公園紅葉色づき始め
2024年11月9日
岡谷市内の紅葉の名所として知られる出早公園(長地出早)で、木々の色づきが進んでいる。例年より1週間ほど遅いというが、既に多くの人が足を運ぶ。横川、中村、中屋の西山田3区の有志でつくり、園内の整備などに取り組む「愛楓会」によると、今週末から来週にかけて見頃を迎える。
園内には、約600本のカエデなどが植わっているという。冷え込んだものの快晴となった8日、来園者はカメラを向けたり、ベンチに座って頭上を見上げたりしながら、深まる秋を楽しんでいた。9カ月の長男と一緒に訪れた諏訪市の30歳代女性は「まだ赤くなり切ってはいないけれど、赤や緑、黄色、いろいろな色のモミジが見られて良かった」と笑顔だった。
同会主催のもみじ祭りは10日(日)までだが、園内のライトアップは今月中旬ころまで続ける予定。同会の早出晴明会長(70)=長地小萩=は「やっと色づいてきて見頃を迎えるので、ぜひ足を運んで紅葉を楽しんでもらえれば」と話していた。
(写真は、緑から赤や黄色、オレンジに染まりつつある園内=8日)