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金色の穂 波打つ 霧ケ峰高原でススキ見頃
2024年10月5日
諏訪市郊外の霧ケ峰高原で、ススキが白い穂を付けて風になびいている。標高1500メートル〜1925メートルの草原は、夕方になると太陽に照らされ金色に輝き、県内外からの来訪者が、絶景を目に焼き付けている。
ススキは、霧ケ峰インターチェンジ近くの県道40号(ビーナスライン)沿いに群生する。県霧ケ峰自然保護センターによると、8月に花が咲き、9月初めに白い穂を付け始めたという。
2日の午後3時過ぎにはカップルや写真愛好家、友人同士、家族連れなどが霧ケ峰展望場へ向かう小道を歩きながら、スマートフォンやカメラをかざして撮影を楽しんでいた。
群馬県から家族3人で訪れたという50歳代女性は「きょうは一段とふわふわの綿が付いていて絶景。秋の霧ケ峰が一番きれいだと思う。夕方の時間は癒やされる」と目を輝かせていた。同センターの有賀沙織さんは「ゆったりとした時間が味わえるのは、この時季だけ。秋の静かな霧ケ峰高原を楽しんでほしい」と歓迎していた。
ススキは今月いっぱい楽しめそう。
(写真は、金色に輝く群生するススキ=2日、午後4時15分ごろ)