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箕輪町「赤そばの里」開花始まる 21日オープニングセレモニー

2024年9月14日


 箕輪町上古田区金原地籍にある「赤そばの里」で、赤ソバの開花が始まった。里を管理する「古田の里赤そばの会」は、21日(土)午前10時からオープニングセレモニーを開き、今シーズンの開場を祝う。10月13日(日)までの期間中は、地元農産物の直売所や手打ちそばの店も設け、来場者を迎える。
 赤そばの里は4.2ヘクタールほどあり、赤みが強いピンクの花が咲く「高嶺ルビー」が植わる。同会は8月に200キロの種をまき、雑草の抜き取りや草刈りなどをして管理。8月下旬から開花が始まり、現在3分咲きの状態。押野光会長(73)によると、今月末ごろには見頃になりそう。
 21日の開場日は、町理事者や地元区長らを迎えてテープカット。アルプホルンの演奏や花火の打ち上げなどでオープンを祝う。直売所は午前8時半〜午後4時、改築した「そば処ふるたの里」での提供は午前10時半から。平日は100食、土、日曜日と祝日は150食ほどを用意し、なくなり次第終了する。
 駐車場や身障者用を含むトイレを完備し、電動アシスト車椅子も3台用意。里内にはベンチも置いてある。押野会長は「イノシシや鹿の被害に遭ったが、昨シーズンに比べれば順調な生育。新しくなったそば処も、ことしの売りの一つ。多くの人に来てもらいたい」と話している。(写真は開花が始まり、現在3分咲きの「赤そばの里」)