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ソルガム食べよう 農村女性ネット料理レシピ開発
2024年9月2日
辰野町内の農業に関わる女性でつくる「農村女性ネットたつの」が、町内で普及が進むイネ科の穀物「ソルガム(タカキビ)」を使った料理を開発した。ハンバーグや揚げ物、丼など5品。地域食材のPRが狙いにあり、一部は10月以降に町内小中学校や保育園の給食に採用される予定だ。
開発した料理は、ハンバーグ、ピーマンの肉詰め、鶏ささ身の揚げ物、鶏肉の唐揚げやピクルスを盛り付けた丼、ジャガ芋団子。ソルガムはゆでたり、粉に加工したりして使っている。いずれも会員が考案した。
8月29日は会員ら約20人が全ての料理を作り、試食した。木建美智子代表(43)は、ゆでたソルガムが入ったピーマンの肉詰めについて「実がもちもちしていて楽しく食べられる。子どもたちに人気が出そう」と話した。
地域食材を使った料理開発は、食材の活用を進めようと2020年から取り組む。ソルガムの使用は昨年に続き2年目。木建代表は「料理のレシピを広め、ソルガムを栽培する人を増やしていければ」としている。
(写真は、農村女性ネットたつのがソルガムを使って開発した料理)