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JA上伊那青壮年部西箕輪支部 ヒマワリ1万本で迷路完成

2024年8月9日


 JA上伊那青壮年部西箕輪支部がことしも、伊那市西箕輪南部保育園の近くの畑に、約1万本のヒマワリから成る「ひまわり迷路」を完成させた。8日は種まきに参加した同園の年少〜年長児28人を招待。園児たちは夏の日差しを浴びながら歓声を上げて駆け回った。
 両側に高さ約1.6メートルのヒマワリが咲く道を、園児たちは元気よく走り抜けた。分かれ道では「こっちだ」などと声を上げ、友達の手を引いて一緒にゴールを目指す子もいた。
 年長の一人は「7周くらいしたから道を覚えた。楽しかった」と汗を拭い、同支部の唐澤和幸支部長(54)は「園児たちの笑顔が見られた。大きくなってもこの記憶が残ってくれたら」と話していた。
 地元の子どもたちが農業に触れる機会を増やそうと、取り組みは10年目。畑は広さ13アールの遊休農地で、迷路は誰でも自由に楽しむことができる。見頃は盆過ぎまでという。(写真は「ひまわり迷路」の中を駆ける園児たち)