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荒汐部屋 夏合宿始まる 6日〜14日 稽古を一般公開
2024年8月5日
大相撲荒汐部屋(東京都)の夏合宿が3日、下諏訪町内で始まった。この日の夕方、荒汐親方(元・蒼国来)と力士12人が宿泊場所の諏訪自動車会館「Bu—bu(ブーブ)」に到着。本格的な稽古は6日(火)から、赤砂崎公園左岸多目的広場横の土俵で始まる。
期間中は9日(金)を除き、14日(水)まで毎日午前6時半〜8時半ころに一般公開の稽古を実施。きょう5日〜7日(水)は、町内小学生と交流を兼ねた昼食会を行う。13日(火)は四王公園で開かれる四王地区の夏祭りに参加し、地域住民と交流。16日(金)には合宿を終え、部屋へ帰る。
合宿には、名古屋場所で幕下優勝を果たし、十両への昇進が決まった大青山関も参加。町内に到着した力士たちは、土俵周辺にテントを設置したり、ことしから新しく造った土俵に水をまいて状態を整えたりと稽古への準備を進めていた。
荒汐親方は「待ちに待った新しい土俵。9月場所で良い成績が出せるよう、それぞれの力士が稽古をしていく」とし、地元の荒汐部屋諏訪湖後援会の濱康幸会長は「部屋に関取がいない時からの付き合いだが、諏訪湖の風を浴びて稽古して強くなった。また良い成績を期待したい」と話していた。(写真は水をまいて土俵を整える力士)