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きつね祭街に夏のにぎわい 催し多彩に祭り楽しむ

2024年7月28日


 第72回「岡谷きつね祭」が27日、岡谷市の中心市街地で開かれた。会場となった商店街や商業施設などでは、祭りのテーマ「縁結び」「恋愛成就」にちなんだ企画や、趣向を凝らした催しが繰り広げられ、来場者は今が盛りの夏を感じながら楽しんだ。
 いずれも中心市街地にある童画館通り商業会とイルフプラザ店舗会、いとまち商業会でつくる実行委員会に、今回からレイクウォーク岡谷が加わって開催した。
 各会場には、子どもたちが祭りにちなんだキツネの面を着けたり、フェースペイントをしたりと雰囲気満点。祭りの由緒にもなっている長塚稲荷(幸町)、お福稲荷(中央町)と二つの稲荷に挟まれたエリア全体が縁日のようになり、多くの人でにぎわった。
 イルフプラザ前では昨年に引き続き、子どもたちがそれぞれの夢を乗せて一斉に風船を空へ放った。合図とともに色とりどりの風船が夏空に舞い上がると、会場からは「きれい」「どんどん昇っていくよ」などと歓声が上がった。
 会場を巡るクイズラリーもあり、来場者は中心市街地の回遊も満喫。いとこ同士で来たという岡谷田中小学校4年生2人は「クイズラリーが楽しかった」「射的で景品を当てられた」と笑顔を見せた。
(写真は、色とりどりの風船が一斉に放たれた)