NEWS

VC長野が小中学生バレーボールクリニック

2024年7月21日


 岡谷市教育委員会は20日、10月に開幕するバレーボールSVリーグに参戦する男子のVC長野トライデンツ(南箕輪村)によるクリニックを市民総合体育館で開いた。小中学生を対象とし、バレーボール部や地元クラブチームに所属する約100人が、憧れのトップ選手を間近に、直接指導を受けながら技術の向上を図った。
 「小中学生バレーボールクリニック」とし、現役アスリートの指導による技術力向上と、競技の普及を目的に企画。男女別に実施した。
 女子の部では、選手9人がサーブやレシーブ、トスなどの基本動作をはじめ、試合形式の実戦的な練習まで幅広く指導。アタックの練習では「下を見ないでコートの先を見て」「滞空時間を長くしてボールを捉えて」などと教えた。
 質疑応答の時間もあり、参加者から「スパイクを打つ時に意識していることは」との声には、藤原奨太選手(26)が「しっかり跳んで打つことだけに集中し、難しく考えない。きょうの練習を次につなげてほしい」などと助言した。
 地元チームに所属する上の原小6年、鮎澤日咲乃さん(11)は「指摘されたことはすぐ改善して実践できた。サーブのアドバイスをもらったので、練習や試合での参考にしたい。プロの選手から教わる機会はないので、貴重な経験ができた」と話していた。
(写真は、VC長野トライデンツの選手に教わりながら練習する小中学生)