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旧市役所庁舎 環境月間で緑の光に 「#ゼロカーボンナイト」
2024年6月3日
岡谷市は6月の環境月間に合わせ、2050年までに温室効果ガス排出量を実質ゼロにする「ゼロカーボンシティ」の実現へ、各種PR活動を行う。「#ゼロカーボンナイト」と銘打って期間中、旧市役所庁舎を月間イメージカラーの緑色にライトアップ。関心の輪を広げるため、市民にSNS(交流サイト)で旧庁舎の様子や環境に対する取り組みを写真で発信するよう促している。
市の「ゼロカーボン普及啓発事業」の一環で、初企画。旧庁舎の点灯は、日没から午後10時まで。水道週間(1〜7日)期間中のみ、水をイメージした青色も加えてしま模様に照らす。向かいの蚕糸公園も緑色にライトアップし、「2050年岡谷市ゼロカーボンシティ」と書いたのぼり旗も十数本設置した。
4日には、市内店舗で室内の照明を消したり、照度を抑えたりしてもらう「ライトダウン」の実証実験を実施。楽しみながら消費電力を抑える取り組みを広げようと、将来の「ライトダウンデー」の創設に向けた参考にする。
SNSへの投稿は、企画名と同じ「#ゼロカーボンナイト」と付けるよう呼びかける。ライトアップされた旧庁舎や、ライトダウンなど省エネに取り組む様子などを撮影した写真を発信してもらうことを想定している。
市環境課は「興味のある分野の中から自分たちにできることに取り組んでもらい、より良い環境づくりにつなげてもらえれば」とする。
(写真は、青と緑にライトアップされた旧庁舎)