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霧ケ峰の夏の盛況と安全祈願 観光団体や関係者ら集い開山祭
2024年5月25日
諏訪観光協会は24日、霧ケ峰開山祭を霧鐘塔前広場で行った。すがすがしい青空の下、観光団体や地元関係者ら45人が参列し、夏のにぎわいと安全を願った。
神事に先立ち、諏訪市グライダー協会が山並みを背にフライトを披露。式典後は霧ケ峰のシンボルとなっている鐘を鳴らし、参列者で乾杯をして本格的な観光シーズン到来を祝った。
佐久秀幸会長は「この素晴らしい景観を観光客の皆さんに見てもらいたい。コロナで厳しい状況だったが、これからが楽しみ。諏訪湖、温泉、霧ケ峰を三大観光地として盛り上げたい」と述べた。
昨年の霧ケ峰の観光客数は、速報値で前年比13%増の約210万人となった。コロナ前の2019年と比べると5%下回るが、夏の観光シーズンに向けて回復が期待される。
霧ケ峰自然保護センターの昨年度の来館者数は、前年度比9%増の1万5527人。ホームページのアクセス数は49%増の53万7138件で、5月に林野火災が発生したものの、関心の高さがうかがえたという。(写真はパノラマの絶景で行われた開山祭)