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VC長野が伊那で対戦 地元ファンの声援熱く

2024年3月3日


 南箕輪村を拠点にするバレーボールVリーグ1部(V1)男子のVC長野トライデンツは2日、伊那市エレコム・ロジテックアリーナでヴォレアス北海道と対戦した。今季最後のホーム2連戦の初戦で、同市内での開催は2021年以来3年ぶり。0—3で敗れたが、駆け付けた多くの地元ファンが最後まで声援を送った。
 928人の観客が訪れ、会場は満員状態。上伊那での開催となり、地元チームで競技に取り組む子どもたちや、お年寄りの姿も見られた。同村の介護予防事業「げんきあっぷクラブ」の参加者35人も応援バスツアーで来場し、村地域おこし協力隊でもある中野竜選手らと一緒に作ったうちわを手に観戦した。
 同クラブに参加する村内の女性(76)は「テレビでしか見たことがなかった。迫力があって応援に力が入る」と話した。みのわアタッカーズ(箕輪町)の小学生は「生で試合を見るのは初めてで、やる気が出た。いつかこんなふうになれたら」と目を輝かせた。
 きょう3日は午後1時から、同カードの試合がエレコム・ロジテックアリーナで行われる。(写真は迫力のプレーに多くのサポーターが拍手や声援を送った)