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ものづくりフェア2024　体験型人気！

2024年2月4日


　企業・団体によるワークショップ（体験講座）を主体に、岡谷市内企業の技術力を発信する「ものづくりフェア2024」（実行委員会主催）が３日、ＪＲ岡谷駅前のテクノプラザおかやなどを会場に開かれた。26企業・団体が用意した多種多様な講座に、市内外から訪れた大勢の子どもたちが目を輝かせた。
　事前予約制の体験には277枠の募集に対し、618の応募があるなど、今回も注目を集めたワークショップの数々。本年度は66の企業・団体が協力し、それぞれが持つ技術を生かしたブースが並んだ。メイン会場のテクノプラザおかやには、ペン型３Ｄプリンターを使ったものづくり、ＬＥＤライトが光るスマートフォンスタンド作り、ペットボトルキャップでマグネットを作る成形体験などを用意。どの講座も親子連れなどで順番待ちができるなど盛況だった。
　産業用ロボットを操縦して書道や風船割りができるコーナーでは、子どもたちが先端に筆や針の付いたロボットを動かして自由自在に操った。箕輪中部小学校４年男児は「ボタンでいろいろ動かせるのはすごいし、楽しい」と笑顔。出展したエグロ（御倉町）の江黒寛文社長(59)は「ものづくりに興味を持ってもらい、将来、活躍してもらえたら」と期待していた。
　このほか、イルフプラザ、岡谷美術考古館、岡谷蚕糸博物館、イルフ童画館にもワークショップがあり、中心市街地の回遊も促した。
　（写真は、産業用ロボットを操縦して字を書く子ども）