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子どもの力作厳正審査—蓼科新春書道展—
2024年1月29日
茅野市北山蓼科の聖光寺内、蓼科文庫と蓼科子ども会育成会が主催する第43回新春書道展(市民新聞グループなど後援)の審査会が28日、同寺内で開かれた。入賞作品は2月3日(土)付の本紙で発表するほか、同日から29日(木)まで同寺奉納殿に展示する。コロナ禍で中止が続き、4年ぶりとなる表彰式は2月12日(月=振替休日)に同寺で開く。
書道展は北山地区出身で書家の故平林舟鶴さんの影響もあり、北山小学校蓼科分校が同寺にあった縁で始まった。今回は硬筆(小学1、2年)の部に前回比228点減の186点、毛筆(小学3年〜高校)の部に165点減の951点が寄せられた。
審査会では平林容石さんを委員長に、今井洋一さん、塚田良雄さん、同寺の松久保秀胤住職の4人が審査。特別、金、銀、銅の各賞と佳作を決めた。
平林さん(86)=諏訪市中洲=は審査終了後の取材に、「作品数は昨年より減ってしまったが、良く書き込んである作品が多かった。子どもたちもさまざまな学習で大変だと思うが、もう少し練習すれば更に良くなるだろう毛筆作品もあった。硬筆は太く、はっきりと良く書けている作品が多かった」と話していた。
(写真は、優秀作品を選ぶ審査員)