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ピンクの花 全面に広がる 赤そばの里 見頃は今週末ごろに
2023年9月26日
箕輪町上古田区金原地籍にある「赤そばの里」で、「高嶺ルビー」のピンクの花の色が増している。少雨や高温の影響で、16日のオープン時には一部で花が付いていない状況だったが、4.2ヘクタール全面が色付いた。ピンクのじゅうたんを広げたような景観が、観光客らに感動を与えている。
県内外の観光客に交じって、25日には長田保育園の年長児13人が、町のバスで見学に訪れた。駐車場から森の中を抜け、長い坂道を登って里に到着した園児たちは、目の前に広がる鮮やかな景色に「わー、すごい」と歓声。園路を駆け抜けたり、花の香りをかいだりしてひとときを過ごした。
弁当を持参し、昼まで羽を伸ばした。園児は「きょうで2回目。どうやったら、こんなにきれいになるんだろう」とにっこり。引率した担任保育士は「町ならではの風景を見て、感受性を養ってもらえれば。自然を思う存分、楽しんでほしい」と話していた。
開場は10月8日(日)まで。見頃は今週末ごろになりそう。里を管理する住民有志「古田の里赤そばの会」は、入り口で直売所やそば店を開設している。直売所は午前9時〜午後4時、そばの提供は午前10時半から。29日(金)には箕輪西小学校5年生が手作りのパンフレットを来場者に配布、10月1日(日)は西小PTA上古田支会が鼓笛隊演奏を披露する。いずれも午前10時過ぎから。