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下諏訪レガッタ92組が力戦
2023年9月12日
第42回下諏訪レガッタは10日、下諏訪町漕艇場「下諏訪ローイングパーク」で開いた。新型コロナウイルス感染症の影響で減ったクルー数が戻り、エントリーした94クルーのうち92組が出場。漕艇場にコロナ下前のにぎわいが復活し、選手は秋の湖上を味わいながらゴールへ力を振り絞った。
町と町スポーツ協会、県ボート協会が主催。舵手(だしゅ)を含めた5人が乗る「ナックルフォア艇」を使い、男女や年齢別など9種目で500㍍を競った。
選手たちは、「キャッチ、ロー」と声を出し、全身を使ってボートを進めた。決勝戦では風が強くなり、波に負けじと力強くゴールへ突き進んだ。湖畔端にも多くの人が集い、大きな声援を送っていた。
男子パドルでは30日(土)、10月1日(日)に同所で開かれる「全国市町村交流レガッタ下諏訪大会」代表の「YOISA(よいさ)」が優勝。監督、舵手の吉池泰宜さんは「昨年負けた中学生に勝ててうれしい。力を入れすぎないようにした作戦が功を奏した。全国大会では、決勝に残り良いレースを悔いなくやりたい」と話した。(写真は、ゴールを目指して競い合う選手たち)