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岡谷市子ども食堂関係団体連 壁新聞「あそぼ・たべよ」創刊

2023年9月1日

ネット230830子ども食堂連絡会壁新聞
 子どもの居場所づくりに関わる団体でつくる岡谷市子ども食堂等関係団体連絡会は、活動状況などを紹介する壁新聞を発行した。体験、食事の提供というそれぞれの取り組みを分かりやすく表現しつつ、見た人に「何だろう?」と思ってもらえるように名前を「あそぼ・たべよ」とし、記念すべき創刊号は構成する10団体から三つをピックアップ。編集責任者の小口貴史さん(岡谷で子ども食堂を真剣に考える会会長)は「壁新聞を見てそれぞれに参加者が増え、将来的には同じ志を持つ仲間の発掘にもつながれば」と期待を込める。
 連絡会は互いに連携を強めるとともに、構成機関の一つでもある市が要望を吸い上げて支援につなげることも狙いに活動する。壁新聞の製作は5月の会議で持ち上がり、7月には編集会議を開催。オンラインでの校正などを経て8月下旬に出来上がった。
 A3判のフルカラー、片面刷りで200枚を発行。銀座の「いと○(まる)」、間下区民センターで行う「友だち食堂+(ぷらす)」、山下町の多世代交流スペース「&HOUSE(アンドハウス)」を会場にする「あんとの配食」の概要や、活動報告を掲載する。
 100枚は市を通じて学校や保育園、公民館などを含む公共施設に掲示。構成団体にも10枚ずつ配り、店舗をはじめ民間を中心に張り出してくれる場所を探していく。
 年3、4回のペースで発行していく予定といい、メンバーたちは「コロナの『5類』移行で選択肢が増え、参加者が減ったところもある。新聞を見て『こんなことをやっているのなら、遊びに行ってみよう』という人が増えれば」と話す。
(写真は、出来上がった壁新聞を披露するメンバー)