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諏訪市で高島城祭 4年ぶり従来規模で
2023年5月29日
第54回高島城祭(同実行委員会主催)は28日、諏訪市の高島公園で開かれた。4年ぶりにコロナ禍前の従来規模で開催され、22団体が出演したステージ発表、姉妹都市や地元特産品の販売、天守閣の無料開放など多くの人でにぎわった。
イベントは1970年の天守閣復興を記念して始まり、市と諏訪観光協会、諏訪商工会議所などでつくる実行委員会が主催する。新型コロナウイルス感染症の影響で縮小開催が続いていたが、今回は制限を緩和。諏訪護国神社前に飲食エリアを設け50年余り経過し、諏訪市のシンボルとして親しまれている。ことしはフルバージョンの高島城祭。地域の元気と経済の復活に向け、みんなで力を合わせて盛り上げたい」とあいさつ。後藤茂之経済再生担当大臣、横山真市議会議長も祝辞を寄せた。
催しは、古式砲術国宝松本城鉄砲隊の演武で幕を開けた。高島藩と松本藩が連合軍として戦った「和田峠の戦い」にちなみ、よろい姿で火縄銃の撃ち方を披露。公園内に爆音を響かせ、集まった来場者を沸かせた。
(写真は、歩行者天国となり屋台でにぎわう高島公園脇の市道)