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丹精の鉢植え一堂に〜信州山草愛好会が諏訪湖ハイツで展示〜
2023年5月20日
山野草愛好家でつくる「信州山草愛好会」はきょう20日から、岡谷市諏訪湖ハイツで「春の山野草展」を開く。会員らが丹精して育てた寄せ植えや鉢植え90点を展示。春を感じさせる、趣のある植物の姿が楽しめる。21日(日)まで。
30年以上続く会で、現在は諏訪、上伊那地域の10人が所属。毎月の例会で植え替えやせん定作業などに励むほか、互いに観賞して技術を学び合っている。山野草展は身近な草花で季節を感じてもらおうと、毎年春と秋に開くが、新型コロナの影響で春は4年ぶり。
会場には白い大輪を咲かせるカザグルマ、馬具の鐙(あぶみ)に似た独特な花のムサシアブミ、ハッカクレンなど多種多様な山野草が並び、最長で7年以上かけて育てたものも。来場者への無料配布用として、ヒメツキミソウやスズラン、タツナミソウなどさまざまな種類の苗130点余りも用意する。
上小路千秋会長(72)=岡谷市川岸中=は「大事に一生懸命育てたもの。生き生きとした姿を見てもらえたら」と来場を呼びかけている。
入場無料。午前9時半〜午後5時(21日は4時)。
(写真は、春を感じさせる山野草がずらりと並ぶ会場)