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出早公園も春の目覚め　「かたくり祭り」

2023年4月3日

HP230331出早公園でカタクリ
　市内随一の群生地として知られる岡谷市長地出早の出早公園で、カタクリの花が咲き始めた。淡い紫色の花びらが春風に揺られ、かれんな姿を見せている。園内の管理を担う地域住民有志の「愛楓会」（鮎沢正彦会長）は、きょう３日から16日（日）まで恒例の「かたくり祭り」を開く。２日は祭りをＰＲする桃太郎旗を公園の周囲に立てた。
　ことしは３月の好天で桜などと同様に開花が早まり、愛楓会によると３月末には開花が始まったという。「例年に比べると１週間から日ほど早いのではないか」と鮎沢会長。このまま暖かい日が続けば、10日（月）ころに満開を迎え、今月中旬までは楽しめる見込み。園内では例年だとカタクリの花より早く開花するアズマイチゲも見頃を迎えている。
　かたくり祭り期間中の土日（８、９、15、16日）は、御朱印やらくがんの販売も予定している。鮎沢会長は「つぼみもたくさん出てきた。歩いて探して見てもらえれば」と話していた。
（写真は、咲き始めたカタクリの花）