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勇気と希望の響き 萱野高原で太鼓演奏

2023年3月28日

HP230326みのわ太鼓萱野高原で
 みのわ太鼓保存会(荻原大輔代表)は26日、萱野高原の多目的ホールで太鼓演奏した。「標高1200メートルからの鼓動2023」と銘打ち、コロナ時代を終わらせ新時代を鼓舞するイベントとして企画。雨で煙る伊那谷に向けて、住民が勇気と希望を持ってもらえるように打ち鳴らした。
 当初広場で予定したが、雨天のため屋根付きのホールで演奏した。打ち手は同会と同ジュニア、信州辰野太鼓龍翔会の6人が協力し総勢21人。箕輪は「とんばね太鼓」「飛竜三段返し」などや辰野は新曲を含め、それぞれのレパートリー4曲と、「信濃萬岳の響」を開幕とフィナーレで協演し、気持ちを合わせた勇壮な響きを伊那谷一帯へとどろかせた。
 箕輪東小2年の柴凌太君は「みのわ祭り以来に久しぶりに外で打てて楽しかった」と満足そう。荻原代表は「町の方に演奏が聞こえたと思う。協演を楽しめいい刺激になり、また企画したい。今までの曲に磨きをかけ、新しい曲にも挑戦する」と展望も話していた。
(写真は、萱野高原から勇気や希望の鼓動を届けるみのわ太鼓保存会メンバーら)