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27日までの初春歌舞伎 市川右田六さん出演

2023年1月24日

HP市川右田六さん観光大使
　岡谷市郷田出身の歌舞伎俳優、市川右田六さん(29)＝本名・岩出隼門さん＝が、東京・新橋演舞場で27日（金）まで上演している初春歌舞伎公演「ＳＡＮＥＭＯＲＩ」に出演している。役は木曽義仲四天王の一人として知られる今井兼平。兼平は岡谷市今井を治めていたとする説もあり、右田六さんは「岡谷に縁のあるかもしれない人物を演じるのも何かの縁」と話している。
　右田六さんは６歳の時から、同じく岡谷市出身で歌舞伎俳優として活躍する市川笑野さんの母、藤間微豊華さんに日本舞踊を習い、岡谷東高校２年時に国立劇場歌舞伎俳優研修に進み2013年に修了。同年４月に初代市川右近（現・右團次）に入門し、金丸座「京人形」の大工で市川喜美介を名乗り初舞台を踏んだ。師匠の右團次襲名に伴い、17年１月の新橋演舞場の舞台から右田六を名乗り、立役として活動している。
　「ＳＡＮＥＭＯＲＩ」は、第代市川團十郎襲名記念プログラム。「斎藤実盛」を市川團十郎、源義仲を「Ｓｎｏｗ　Ｍａｎ」の宮舘涼太が演じている。右田六さんの師匠、市川右團次が瀬尾十郎・権頭中原兼任役を務めている。
(写真は、市川右田六さん）