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東日本大会で最優秀賞 岡谷田中小合唱団が全国大会へ

2023年1月20日

HP最優秀賞
 岡谷田中小学校合唱団が、12月に東京都で行われたこども音楽コンクール東日本優秀演奏発表会Bブロック(TBSラジオなど主催)の小学校合唱部門で、最高賞に当たる最優秀賞を受賞した。諏訪6市町村の小学校の同部門での受賞は、2007年の茅野市玉川小以来年ぶりの快挙。22日(日)には全国1位に当たる「文部科学大臣賞」を選出する全国大会に進む。団員たちは稽古の集大成が出たとして喜びに満ちている。
 同コンクールは音源による1次審査を経て地区大会、ブロック大会、全国大会と一年をかけて選考。同小は地区大会に当たる伊那大会で優秀賞に選ばれ、同発表会に進出した。県内5校と山梨県甲斐市の1校が歌声を披露し、晴れて最高賞に輝いた。
 同団は、4〜6年生の28人が所属。登校日の毎朝25分の練習と放課後や夏休みにも練習を積んできた。音楽専科の山田祐介教諭によると、歌いなじみがあり、音程の取りやすい「だいだらぼっちの春」(三部合唱)を選曲。大会前は技術指導よりも物語を伝える表現に磨きをかけて臨んだという。
 山田教諭は「曲の世界感を表現豊かに歌えたことが評価につながったのでは」と団員たちを称賛。副団長(11)は「自分たちが持っている力を発揮でき、評価されたと思うとうれしい。結果はどうであれ、みんなと歌える残りの時間も大切にしたい」と喜び、入部した3年生たちには「学んできたことや歌の楽しさを全て教えて卒業したい」を笑顔だった。
 全国大会は、同発表会で収録された音源で審査される。
 (写真は、最優秀賞受賞を喜ぶ合唱団員)