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茅野この1年 2010(H22)
2016年1月12日【一月】
▽二日=御柱抽せん式に向けた抽せん祈願始まる。連日、早朝から上社本宮斎庭は、抽せん祈願の氏子たちの熱気に包まれた。
▽六日=バンクーバー冬季五輪に出場が決まった吉井小百合(日本電産サンキョー)、小平奈緒(相沢病院)、名取英理(十六銀行)、酒井裕唯(早大)の四選手を応援する茅野市出場選手激励会。
▽十一日=四年目の寒ざらしそばの製造始まる。市内三カ所の清流に合わせて九百キロの玄ソバの実を投入。七月の寒晒し蕎麦祭りは期間を延長し約二十日間、四千食を目標に販売。
▽十二日=八ヶ岳周辺関係十二市町村の観光資源、自然、文化、歴史などを網羅した全長二百三十八キロの国内最長の八ヶ岳スーパートレイルの全ルート発表。
▽中旬=市営住宅管理条例の一部改正で市と茅野署が暴力団員排除に関する協定締結。
▽二十四日=弓振川にかかる万年橋架け替え工事が完成。
【二月】
▽初旬=全小中学校に電子黒板付きデジタルテレビ配備へ。
▽初旬=慢性的な渋滞緩和に公園大橋拡幅工事着工。
▽十日=十七年の歳月を費やした県営担い手育成基盤整備事業(ほ場整備事業)豊平地区が完工、記念碑除幕でしゅん工祝う。
▽十二日=バンクーバー冬季五輪開幕。市役所議会棟などで市出身選手を応援するパブリックビューイング開催、早朝から熱気に包まれる。
▽十五日=諏訪大社上社御柱祭曳行担当抽せん式。本一は初めて中洲・湖南。宮川・ちの本宮三、北山・米沢・湖東本宮四、原・泉野前宮二、金沢・富士見前宮三、豊平・玉川前宮四。
▽十五日=上社御柱祭誘客促進協議会が上社御柱祭山出し木落しで上川河川敷に二日間合計一万三千六百席の有料観覧席設置。うち四千席の県民枠の販売開始、三月九日の抽選倍率は二・四倍。
▽十六日=バンクーバー冬季五輪スピードスケート女子500メートルで吉井小百合5位入賞、小平奈緒12位。女子スノーボードクロスの藤森由香はけがで棄権。
▽十八日=市新年度予算案発表。一般会計は二百十五億四千万円。
▽十九日=バンクーバー冬季五輪スピードスケート女子千メートルで小平奈緒5位入賞、吉井小百合15位。二十一日の千五百メートルでも小平5位入賞。
▽二十三日=蓼科観光開発が破産手続き開始決定。負債総額は百十一億二千万円超。
▽二十五日=市教委定例会で郷土芸能エーヨー節・天屋節の市無形文化財指定を決定。
▽二十六日=茅野低炭素地域づくり計画策定委員会が、オンデマンド実証実験と森林バイオマス利用の可能性検証の二枚看板による市内の温室効果ガス削減推進計画案を環境省に提出。
▽二十八日=バンクーバー冬季五輪スピードスケート女子団体追い抜き(チームパシュート)で小平奈緒らの日本チームが見事銀メダル。ドイツにわずか0・02秒差。
【三月】
▽一日=三井の森上の県保安林内の市道無許可拡幅で県が二カ年での現状回復を行政指導。
▽七日=上社御柱用材伐採に先立ち山の神祭、七社明神社祭、道具類の火入れ式。
▽十一日=立科町の国有林などで上社御柱用材伐採。二十一日に山出しスタート地点の綱置場へ搬出。
▽十九日=宮川高部、諏訪市神宮寺の家下青木土地区画整理事業完工、しゅん工式。
▽二十四日=県寒天水産加工業協同組合が天屋のおかみさんを講師に御柱のもてなし料理講習会。
▽二十五日=バンクーバー冬季五輪出場の茅野市出身選手報告会に約三百人。翌二十六日には豊平小で小平選手の活躍を祝う会。
▽下旬=撤退した塚原、旧アップルランド跡地に福岡県北九州市の事業者が有料老人ホーム建設計画示す。
▽二十八日=上社御柱祭山出しを前に新しく生まれ変わった木落し公園で安全を祈る清め火祭り。
▽三十日=駅西口土地区画整理事業で造成された駅前縄文公園(愛称・ビーナパーク)完成。縄文のビーナスなどの土偶モニュメントを設置。
【四月】
▽一日=茅野、富士見、原が共同運営してきた県諏訪養護学校学童クラブが清明会(岡谷市)に運営委託。
▽一日=英国・大英博物館、東京国立博物館に展示され約八カ月ぶりに尖石縄文考古館に戻った「縄文のビーナス」「仮面の女神」の帰還記念無料開館が十一日まで。
▽二日=諏訪地方観光連盟御柱祭情報センターが上社山出し期間中、茅野・産業振興プラザ内に臨時センター開設。
▽二日~四日=諏訪大社上社御柱祭山出し。清めの雨も二日午前中にやみ、三、四両日は晴天に恵まれ盛り上がる。公園整備後初めての木落しはじめ川越しとも山出しの見せ場は大きな事故なく優雅で観衆をたんのう。九日~十一日には下社山出し。
▽六日=茅野市・原村地域公共交通総合連携計画で金沢地区の中学生の遠距離通学をサポートする通学支援便スタート。
▽九日=米沢温泉塩壺の湯が入場者五十万人達成。
▽十日=危険業務従事者叙勲警察功労で元長野県警警視北原好郎氏。
▽中旬=諏訪生コン協同組合加盟七社七工場を四社四工場に統合し、構造改善でサービス向上目指す。
▽十七日=十六日深夜から春の大雪。多いところでは約三十cmも。
▽二十八日=尖石温泉縄文の湯が入場者百五十万人達成。
【五月】
▽二日~四日=諏訪大社上社御柱祭里曳き。三日間で約四十三万九千人が、華やかなおんばしら絵巻に酔いしれて。山出し合わせた六日間の人出は過去最高の九十四万人。八日~十日の下社里曳きの人出は四十四万九千人。上下社合わせた十二日間の人出は百九十二万人で前回の8・7%増。
▽六日=バンクーバー冬季五輪スピードスケート女子500m5位入賞の吉井小百合選手が現役引退を表明。
▽二十日=上社御柱祭誘客促進協議会が初めて設置した上川河川敷の木落し有料観覧席は一万三千四百四十席のうち97・3%の一万三千八十席を販売、誘客促進の所期の目的達成し、まとめ解散。
▽二十一日=豊平保育園移転新築工事安全祈願祭・起工式。総事業費約三億九千万円で来年二月の完成目指す。
▽二十二日=ニホンジカの食害から高山植物を守るため南北八ヶ岳保護管理運営協議会が麦草峠園地周辺二ヘクタール、延長七百二十メートル間に高さ二メートルのシカよけネット設置。
▽二十五日=フィトンチッドを活用した車山高原・白樺湖周辺でのアンチエイジングトレッキングで愛知県内三十三社の企業健保関係者がプログラムツアー体験。
▽二十八日=茅野市観光連盟臨時総会で新会長に車山観光協会相談役小池信三氏選出。
【六月】
▽六日=八ヶ岳開山祭。赤岳山頂の赤嶽山神社御柱を建て替え、山の安全祈る。
▽七日=十~十二月の信州デスティネーションキャンペーン(信州DC)諏訪エリア推進協議会設立。
▽十日=本年度完工予定の国道20号線坂室バイパスの建設促進対策委員会が最終定期総会。
▽十九日=茅野楽走会三十周年記念リレーマラソンで42・195キロを走り継ぐ。
▽二十七日=市消防団ポンプ操法大会ポンプ車、小型ポンプの部ともちの分団、ラッパ吹奏大会は北山分団がそれぞれ優勝。
【七月】
▽四日=市選管の公募に唯一応募した二十歳代の参議院議員選挙期日前投票立会人で女子大学生(21)が立ち会い事務。
▽七日=豊平南大塩で後退した乗用車にひかれ七十九歳女性死亡。
▽十日=現役引退した吉井小百合後援会解散報告会。
▽十一日=参議院議員選挙で若林健太、北沢俊美両氏が当選。
▽十一日=諏訪地区ポンプ操法・ラッパ吹奏大会小型ポンプ、ラッパ吹奏で茅野市消防団優勝。八月一日の県大会では両チームとも五位。
▽十五日=商議所が農商工連携の地域発展の核となる人材育成に地域おこし仕事人養成講座開講。
▽十七日=晴ヶ峰西山観光協会が木落し公園と川越し親水公園に模擬御柱設置。
▽十九日=尖石縄文考古館開館十周年記念シンポジウム。戸沢充則明治大学名誉教授ら招き、縄文を生かしたまちづくりを語る。
▽二十二日=青年農業者団体・茅野市青農クラブが、おぎのや諏訪インター店駐車場に初の農産物直売所開設。
▽二十四日=宮川高部出身の建築家・建築史家藤森照信氏の特集展「諏訪の記憶とフジモリ建築」始まる。八月二十九日までの入場者は七千五十人で市美術館開館以来過去最高。
▽二十五日=北山柏原の国道152号線沿いでキク科の帰化植物・オオハンゴンソウ除去作業。
▽二十六日=北山、湖東地区の広い範囲で降ひょう。キャベツやズッキーニ、ブロッコリー、ソバ、宿根カスミソウ、リンドウなどに二千三百八万五千円の被害。
▽三十日=茅野市表彰式で自治功労、産業功労、社会福祉功労など各分野で貢献した四十四個人一社を表彰。創設された初の市民栄誉賞にはバンクーバー冬季五輪銀メダリスト小平奈緒さん。
▽三十一日=ボム市長らロ市訪問団を迎え、茅野市・米国ロングモント市姉妹都市提携二十周年記念式典で、一層の交流を約束。
【八月】
▽一日=諏訪大社下社お舟祭り。御頭郷の北山・米沢・湖東地区奉仕。
▽二日=千駄刈自然学校のオリエンテーリングコース完成、使用開始。
▽三日=七月九日発足の八ヶ岳スーパートレイルクラブがNPO法人格取得に向け設立総会。
▽三日=茅野地区医師会が任意のワクチン接種への公費助成の提言書を市長に提出。
▽五日=宮川茅野の国道20号線で自転車で横断していた市内の七十七歳無職男性が車にはねられ死亡。
▽六日=市平和祈念式で恒久平和に誓い新た。
▽七日=第三十五回茅野どんばん。夜の部は六十二連、約二千五百人の踊り連が歩行者天国を彩る。
▽八日=無所属新人三氏による県知事選挙。元副知事・阿部守一氏(49)初当選。
▽九日=金沢金沢台で住宅火災。木造平屋建て民家全焼。女性が軽いやけど。
▽十二日=南大塩、糸萱両営農組合に市農業マスタープランに基づく集落営農団体認定書。
▽十四日=惜しまれつつ諏訪中央病院ホスピタルコンサートが二十年の歴史に幕。
▽二十一、二十二日=市農業マスタープラン環境保全型農業推進事業で望岳の湯、縄文の湯に農産物直売所オープン。
▽二十九日=フォーラム世界の子どもにワクチンをin茅野。エコキャップ運動のさらなる理解を呼びかける。
▽二十九日=第二回諏訪地区素人そば打ち育成大会。二段十六人、初段三十五人が段位獲得にそば打ちの腕前披露。
▽三十日=イースタンが中大塩のフレクストロニクスデジタルデザインを取得。
【九月】
▽四日=二〇〇一年夏に始まった蓼科高原にゆかりのある識者から話を聞く「蓼科高原セミナー」が十年の節目で閉講。最終回は女優の司葉子さんが講師を務めた。
▽七日=市清掃センター建設の談合(推定)で市が損害額三億九千万円余などを盛り込んだ賠償請求を行う。
▽七日=豊平南大塩市道交差点で左折車両が原付きバイクと衝突、八十三歳男性死亡。
▽初旬=百数十歳もの高齢者が戸籍上生存している問題で、茅野市では百二十歳以上が十六人、最高齢は生きていれば百六十歳。
▽十三日=第四回八ヶ岳縄文の里マラソン大会で千六十二人が力走。
▽十五日=第十一回宮坂英弌記念尖石縄文文化賞受賞者に英国セインズベリー日本藝術研究所副所長サイモン・ケイナー氏選出。十月十一日に授賞式、外国人受賞は初。
▽二十一日=市内のオートバイ愛好者二十一人による災害ボランティアバイク隊発足。有事の情報収集活動に期待。
▽二十二日=駅前ベルビア名店会十九店が個展経営研修できらり輝く繁昌店目指す。
▽二十六日=宮川田沢で住宅全焼。
▽二十八日=地域新エネルギービジョン策定委員会発足。約二千メートルの標高差を生かした上水道利用の発電検討へ。
【十月】
▽一日=茅野市・原村地域公共交通活性化協議会が穴山・原村線など五路線で実証運行業務をスタート。
▽一日=市と諏訪東京理科大学が業務や研究などで包括的な提携に関する協定締結。十二月七日には東海大学と同協定提携。
▽二日=千駄刈の森(千駄刈自然学校)オリエンテーリングコースで県オリエンテーリング大会。標高日本一のコースで初の本格的大会開催。
▽三日=環境館駐車場で日曜日の分別(リサイクル)ステーション開設。市内のいずれかの場所で一週間を通じた収集体制整う。
▽四日=車山高原でアンチエイジングトレッキング開発事業モニターツアー。
▽十日=五〇〇〇年・尖石縄文まつり大盛況。
▽十二日=八ヶ岳スーパートレイル委員会が踏破履歴・踏破証明書発行システム「KOKO-TRAIL(ココトレイル)」を開発。ビジネスモデル特許を出願。
▽十三日=米沢北大塩で住宅全焼。
▽十四日=金沢木舟で、中型トラックが国道工事規制区間内に停車中の無人の普通トラックに追突、作業中の男性会社員(56)が弾みで横転した普通トラックの下敷きになり死亡。
▽十七日=くらフォーラムin八ヶ岳、県建築士会諏訪支部などが地域資源を観光に生かすフォーラムで歴史ある蔵の魅力探る。
▽十八日=茅野八ヶ岳そば振興会議が諏訪大社上社で新そば献納祭。
▽十九日=県寒天水産加工業協同組合が諏訪地方に寒天製造技術を伝えた小林粂左衛門(玉川穴山新田)の顕彰碑「寒心太業元祖之碑」を修復し、初の供養祭。
▽十九日=市が交通死亡事故連続発生に伴う特別対策を設置、安協、茅野署と連携し事故抑止活動を強化。
▽二十二日=商議所が高タンパク質・高食物繊維そば粉による「信州蓼科高原縄文長寿そば」を試作。献納そば祭りや理大祭で試食会などを行う。
▽二十四日=アンチエイジングをテーマに地元の有機野菜などを使った商議所グリーンフードコンテストで、一次の書類審査を通過した六人が二次の調理、試食審査に臨む。大賞は両角和哉さん。
▽二十四日=消防団救護大会で中大塩分団優勝。
▽三十一日=小津安二郎記念蓼科高原映画祭。淡島千景さん、蒼井優さんら華やかなゲスト陣が花添える。
【十一月】
▽一日=茅野商工会議所第十八期役員に宮坂孝雄会頭、木村博、松木修治、若御子善久副会頭、白川元専務理事再任しスタート。
▽三日=秋の叙勲で元市議伊藤公夫氏に旭日双光章。
▽七日=吉田山市民の森で第二回育樹祭。コナラなど約三百本を市内企業や団体約百四十人が植樹。
▽九日=イースタンの進出意向でオーダーメード方式で行う湖東、中村工業用地造成工事起工。約五・二ヘクタール、来春完成へ。
▽十日=市社会教育委員会が市公民館の組織体制、青少年に対する組織連携のあり方、将来的な策定に向けた教育文化振興指針への見解を市教委に答申。社会教育法の規定に基づく社会教育委員会の諮問は九二年以来。
▽十一日=市が来年四月一日から特別養護老人ホームふれあいの里の諏訪中央病院組合への経営移譲を市議会に報告。
▽十八日=上川コハクチョウの飛来地に二羽が飛来。十八シーズン目。
▽二十五日=市役所一階宿直室張り出し窓上部の化粧板落下。けが人なし。
▽二十八日=柳平市長が来年四月の市長選に再選出馬の意向表明。
▽二十九日=蓼科グランドホテルと蓼科・滝の湯に会社更生法。
【十二月】
▽三日=九〇年六月オープンの市内初の福祉温泉施設・アクアランド茅野が入場者二百五十万人。
▽六日=国の本年度予算成立で市が、子宮頚(けい)がん、ヒブ、小児用肺炎球菌ワクチン接種の年明けからの全額補助を予算化。
▽七日=百二十四人の民生児童委員・市福祉委員委嘱書伝達式。新任は七十三人。会長には柳沢金彌氏。
▽十六日=地域おこし仕事人養成講座閉講。50%以上出席の二十五人に修了証書、80%以上出席の十一人に地域おこし仕事人マイスターの称号授与。
▽二十日=商議所「縄文の里」郷土料理研究会参加の市内十六店の新メニュー出そろう。
▽二十日=来春四月の市議選への出馬表明本格化。
▽二十一日=市と県建設業協会諏訪支部茅野分会と市電気設備業協会の二十二社と災害時における応急対策協力に関する協定書締結。