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下社御柱祭 木落し観覧席の概要発表
2021年12月23日
下諏訪町御柱祭実行委員会は22日、来春の諏訪大社下社御柱祭山出しの有料観覧席の概要を発表した。前回と同様に木落し坂の坂下にある砥川河川敷に設置し、山出し3日間で延べ約7300席を用意する。新型コロナウイルス感染拡大防止で席間に余裕を持たせるため、前回と比べて約9500席少ない。一般向けチケットは1月8日(土)〜23日(日)にインターネットで申し込みを受け付け、抽選販売する。
下社山出しの見せ場である木落しの様子を間近で見てもらおうと、毎回設ける。4月8日(金)に春宮四、春宮三、秋宮二、9日(土)に秋宮四、春宮一、10日(日)に春宮二、秋宮三、秋宮一の各御柱が坂を下る。
一般向けチケットは1日観覧券5種。▽SS席(1日当たり300席、価格・26000円)▽S席(800席、23000円)▽A席(100席、20000円)▽B席(400席、17000円)▽車椅子席(30席、17000円)—。
いずれも下社関係の下諏訪、岡谷、諏訪の特産品を詰め合わせた土産セット、弁当付き。販売価格は席種に応じて前回と比べて14000〜19000円高く、町実行委では「席数は半分以下になり、単価を倍にしないと収入が得られない」とする。
前回はブロック指定席としたが、間隔を空けて観覧できるようにパイプ椅子を置いたり、石段ベンチを活用したり、全席指定。氏子と区別できるように町実行委が配るタオルマフラーの着用を徹底するほか、行き来は専用のシャトルバスで、接触する機会を減らす。
観覧するには、新型コロナワクチン2回接種や健康チェックシートの記入、提出などを求める。住まいは県内外問わない。1日につき、同席種5枚を上限に申し込むことができる。当選発表は2月4日(金)。
(写真は、観覧席のイメージ図=町実行委提供)