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辰野この1年 2008(H20)

2015年12月25日

【一月】
▽一日=大城山でボーイスカウトが初日の出登山。
▽四日=役場で仕事始め式。町長は「少ない予算を効果的に使って」と訓示。
▽初旬=天竜川の城前橋で右岸側の橋脚建設工事が始まる。
▽十一日=商工会で新年会。会の発展誓い合う。
▽十三日=辰野消防署・消防団・赤十字奉仕団で出初め式、辰野安協で初出式が行われ、安全・安心のまちづくりに精進する決意を固める。小野、明倫館の柔道・剣道教室が鏡開き。
▽十四日=上島の十一面観音で厄よけ祈願。
▽中旬=小正月行事が各地で盛ん。北大出の大文字、小横川の鳥追いなど地区に伝わる伝承行事が行われる。農委が昨年の農地移動状況をまとめ。災害復旧の一時転用などで前年の1・7倍に増加。
▽十八日=川島小で「囲炉裏を囲んでの会」。視聴覚室に設置した囲炉裏に火入れ、アマチュア落語家の寄席を楽しむ。辰野安協会長の松田忠恒さんが交通安全緑十字銀章を受章。
▽下旬=しだれ栗森林公園の前年度状況がまとまり、猛暑と好天で利用者増に。
▽十九日=かやぶきの館で初の結婚披露宴。国際カップルが和やかに。
▽二十日=NHKハイビジョンが辰野町内で山下清の滞在エピソードを三日間にわたって取材。
▽二十一日=土砂災害法に基づく警戒区域・特別警戒区域指定に伴う辰野町の住民説明会が、小野地区を皮切りに始まる。
▽下旬=信州豊南短期大学の有志がエコキャップ運動を開始。両小野小の天然リンクが滑走可能になり、児童が授業で滑走を楽しむ。
▽二十五日=町建設協会・町水道事業組合・町電気工事業組合と町が災害時における応急対策に関する協定を結ぶ。
▽二十六日=唐木沢区で伝統行事の「やに回し」、沢底区で二十七日まで冬恒例の「アイスキャンドルin沢底」が行われる。
▽二十七日=西小のタグラグビークラブが全国小学生選手権上信越ブロック代表決定大会に出場。
▽二十八日=小野の「かみつき猿」が上伊那猟友会などによって捕獲、捕殺される。町障害者プランの策定委員会が発足。
▽二十九日=両小野地区振興会が両小野PTA評議員を対象に小中一貫化構想を説明。

【二月】
▽初旬=町が四月から、公共工事に受注希望型競争入札制度の試行導入を決める。
▽三日=各地の神社、寺院で節分行事がにぎやかに。
▽四日=町臨時議会で今村に介護予防センターの建設決まる。辰野病院で出産、子どもに障害が残ったとして、両親らが町に賠償請求の訴訟を起こしたことが町議会全員協議会で明らかに。小学生らが手作りオペレッタを披露する「第八回オペレッタフェスティバル・イン・たつの」が町民会館で開かれる。
▽六日=町議会病院・医療研究委員会が研究内容をHPで公開、町長にも報告書を提出。
▽七日=町子育て支援センターの利用登録者が千五百組に達し、祝いのイベントが開かれる。
▽八日=町の昨年の人口自然動態がまとまり、十六年連続の自然減となる。第六回たつの荒神山温泉春まつりが開幕、三月三日まで多彩な催しで開かれる。羽場の北の沢川のアーチ橋「めがね橋」の調査が伊那建設事務所などによって行われる。
▽十二日=高齢者世帯などを対象にした町の灯油購入補助券の交付申請が該当世帯の60%を超える。
▽十四日=たつのパークホテルの指定管理者となった「アセット・オペレーターズ」と町との間で指定管理に関する基本協定の締結が行われる。
▽中旬=辰野町、辰野高校と三者交流連携協定を結んでいる日本福祉大学が、町まちづくり政策課と共同で「人にやさしいまちづくり推進のためのアンケート調査」を実施。
▽十六日=辰野中学校と歴代PTA会長による「辰野中学校を語る会」が同校で開かれる。町男女共同参画社会づくり推進委員会が区長会との意見交換会を開く。腹話術友の会たつのが、五周年の記念ライブを開催。
▽十七日=赤羽の八島神社で恒例のお筒粥、世の中のご託宣は六分六厘。赤羽・樋口・沢底の三区が江戸時代の山の境界などを定めた絵図を赤羽区民センターで絵図干しに。
▽二十二日=町議会全員協議会で町長が二十年度に辰野病院を移転新築したい考えを示す。放浪の天才画家といわれた山下清の作品が、所有者の田中実さん(小野)から辰野美術館に寄贈されることに。
▽二十四日=学校と地域をつなぎ、ともに輝くために?をテーマに掲げた福祉教育のつどいが町老人福祉センターなどで開かれる。
▽下旬=樋口区の愛好者らでつくるそば同好会が協力・運営する「万五郎(まぐろ)そば」が区内に開店。
▽二十五日=後期高齢者医療制度の実施に伴い、国保運営協が二十年度の支援金の賦課方法などを町長に答申。
▽二十六日==町が二十年度当初予算案を発表。一般会計は前年比五・〇%増、歳入歳出七十二億三千七百万円の「健全財政維持型」に。
▽下旬=町が「防災ハンドブック家庭保存版」を作成、広報と一緒に全戸配布。
▽二十七日=一昨年七月の豪雨災害で被害が出た赤羽区で伊那建設事務所による「減災懇談会」が開かれる。
▽二十八日=町特別職報酬等審議会が二十年度の報酬を現行どおり据え置くことを町長に答申。

【三月】
▽一日=天竜川城前橋の工事が請負会社の民事再生法申請によって中断。辰野高校で十九年度卒業式、百七十九人が学びやを巣立つ。
沢底福寿草まつりが二日まで、入村ふれあいセンターを主会場に開かれる。
▽四日=北大出区に道路問題研究会が発足、役員が町長に今後の活動計画などを報告。
▽五日=辰野病院の医師不足解消や医師確保を目的に、町が「町立辰野総合病院医師研究資金貸与条例」の制定案を町議会三月定例会に提出。町長が予算編成方針を説明。
▽初旬=金属類の価格高騰で、町内で金属盗の発生が相次ぐ。
▽九日=町芸能協会の定期公演が町民会館で開かれ、十三団体が出演する。山下清のはり絵「あおい」が小野、タイガー食堂から町に寄贈される。
▽十一日=JR東海が二〇〇四年十月に新町のJR飯田線で起きた列車脱線事故で、町と中井水利管理組合に対して損害賠償を求めていることが議会全員協議会で報告される。信州豊南短期大学と沢底福寿草の里景観保全委員会が地域連携協定を結ぶ。
▽十二日=辰野中学校と町公民館が町内の戦争体験者を迎え、「戦争体験を語り継ぐ会」を開く。
▽中旬=町の中山間地域総合整備事業が評価され、全国土地改良事業団体連合会から優良地区全国表彰の受賞が決まる。
▽十三日=両小野地区振興会と両小野国保病院が十四日までの二日間、小野地区の住民を対象に現状説明会を開く。
▽十五日=「災害から学ぶ、共に支え合える地域づくり」をテーマに、町福祉・ボランティア大会が町ボランティアセンターで開かれる。
▽十八日=辰野中と両小野小で卒業式。町障害者プラン策定委員会が基本指針をまとめ、町長に答申。
▽十九日=両小野中と四小学校で卒業式。
▽二十一日=町職員の定期異動が内示。計六十七人の小規模異動となる。辰野美術館で山下清のはり絵とクレヨン画を集めた作品展が始まる。町衛生自治連合会の総会で一個人と二団体が美化功労者として表彰される。
▽下旬=小野雨沢の国道153号の車道拡幅工事が終了。
▽二十三日=生ごみをたい肥化、土壌還元するリサイクル事業の一般家庭への普及に向け、町が新年度のモデル地区に指定した平出大石平ら地区で説明会を開催。
▽二十四日=園児数の減少に伴い、二〇〇七年度で閉園になる川島児童館で卒園式と閉園式が開かれ、四十一年間の歴史に幕。
▽下旬=両小野地区振興会が、両小野の文化・歴史・自然を紹介した「憑の里マップ」を発行。辰野町などの「フォトコンテスト2007」の審査が終わり、最優秀賞に北原雅光さん(宮木)の「枯木天に伸びる」が選ばれる。
▽二十五日=中央、高畑公園内の上水道高畑第二水源の通水式が行われ、新水源の完成を祝う。
▽二十七日=北大出区と北大出道路問題研究委員会が国道の渋滞解消などを求めて要請書を町長に提出。第七回全国小学生ソフトテニス大会に出場する辰野小学生ソフトテニスクラブに所属する樋口瑛巴さんと北原朋佳さんが町長に出場報告。
▽二十八日=学校給食業務検討委員会が民間委託や調理員の臨時職員化を求め、古村教育長に答申。指定管理者制度の導入に伴い、四月から民間業者に運営が引き継がれるたつのパークホテルで従業員の解散式が行われる。

【四月】
▽一日=町で辞令交付と年度始めの式。町消防団で新任幹部・新入団員の辞令交付式。初の女性団員六人が入団。
▽四日=町関係の五小学校と二中学校で一斉に入学式。町赤十字奉仕団で辞令交付式。
▽初旬=商工会で卓越技能者表彰制度を新設。
▽六日=小野で住宅を全焼する火災発生。
▽七日=女性団体連絡協議会で総会。会長に根橋久子さん。
▽十日=両小野老人クラブ連合会が両小野国保病院の存続を求めて病院管理者の矢ケ崎町長らに陳情書提出。
▽十一日=荒神山公園さくら祭りが開幕。地場特産品の開発と町おこしを考える会が、川島下飯沼沢地区でフキの植え付け作業。JR小野駅前の国道153号で近くに住むお年寄りが横断中にトラックにはねられて死亡。
▽十二日=辰野病院前の国道153号で原付きバイクと軽自動車が衝突。バイクの男性が重体になり、十五日に収容先の病院で死亡。
▽十三日=壮年・女子ソフトボール協会、早起き野球連盟の合同開幕式がほたるドームで開かれる。辰野・箕輪・諏訪の猟友会が郡を超えてニホンジカやイノシシを捕獲。
▽中旬=後期高齢者医療制度の開始により、一日約二十件ペースで町への問い合わせが続く。国道バイパスの早期実現などに向けて町商工会が署名運動を開始。
▽十八日=信州豊南短大が前期選択授業「観光と地域社会」を一般開放。
▽十九日=町道城前線の桜並木で桜まつりが開かれる。中山間地域農業直接支払事業・辰野町神戸集落では水仙祭り。
▽二十日=瀬戸剛氏の日本芸術院賞受賞を記念した個展が、上辰野の栗林博物館で始まる。八嶋会が赤羽の八嶋公園で「赤羽音頭」の歌碑除幕式を開く。
▽二十三日=辰野南小学校に「みどりの少年団」が発足し、富士山公園で記念植樹。
▽二十四日=地元就職者激励会が商工会館で開かれ、新入社員三十七人を激励。
▽下旬=辰野病院が透析センターを三床新設、計二十三床に。
▽二十六日=小横川区有志が区内の穴倉山の登山道整備に着手。
▽二十七日=町消防団と赤十字奉仕団が荒神山野球場を主会場に春季訓練。
▽二十九日=春の叙勲が発表され、辰野町では元町議の垣内邦敏氏が地方自治功労で旭日双光章を受ける。
▽下旬=信州豊かな環境づくり県民会議の二十年度表彰式で川島小学校と町消費者の会が表彰を受ける。
▽三十日=町のゲンジボタルの発生調査で、三十日までに昨年の三倍となる七千五百九十三匹の幼虫の上陸を確認。

【五月】
▽一日=四月に町内で発生した重大交通事故を受け、岡谷署が現地診断を実施。JR小野駅前の信号機のLED化を決める。
▽三日=地場特産品の開発と町おこしを考える会が四日までの日程で初めての「童謡公園菜の花祭り」を開く。
▽四日=ほたる童謡公園横の水田で第一回泥地フラッグス世界大会が開かれ、県内外の七十七人が参加。
▽五日=プロ野球OBによる第十四回CALPISこどもの日全国少年野球教室が荒神山球場で開かれ、町内の小、中学生らが指導を受ける。大城山中腹にある七蔵寺と塩竃神社で例大祭、恒例の七蔵寺マラソンと同寺に配備している碗用ポンプの放水試験も行う。
▽十日=JA上伊那の「あぐりスクール」辰野校が開校、町内の小学生十二人が体験学習開始。
▽十三日=辰野高校が修学旅行で長野県を訪れている台湾の高雄市樹徳家商職業学校の生徒を迎え、交流。
▽中旬=しだれ栗森林公園のシダレクリが芽吹きを始める。ゲンジボタルの幼虫の上陸数が初めて一万匹の大台を超える。
▽十四日=今村介護予防センターの起工式が行われる。
▽十五日=町防犯協会連合会で総会。安全・安心のまちづくりを確認するとともに、防犯功労者を表彰。
▽十九日=町商工会総代会が下辰野公民館で開かれ、本年度事業・予算案を承認。
▽二十二日=北大出で昼火事が発生し、住宅全焼。
▽二十五日=辰野町ふれあい広場が西小体育館で開かれ、終日にぎわいを見せる。塩嶺王城パークライン10マイルマラソン大会が塩尻市チロルの森~辰野町しだれ栗森林公園周回のコースなどで行われる。辰野交通安全協会総会で、交通功労・優良運転者を表彰。
▽下旬=日本福祉大が実施した「人にやさしいまちづくり推進のためのアンケート調査」の結果がまとまり、「辰野町が住みやすい」は31・8%。
▽二十八日=町開発公社理事会・通常社員総会で前年度決算を承認。かやぶきの館は約三百万円の赤字に。
▽二十九日=国道の慢性的な渋滞解消に向け、羽場区に「国道153号線羽場地区道路改良委員会」が発足、町に今後の協力求める。
▽三十一日=首都圏在住の旧朝日村(現辰野町竜東地区)出身者の会「東京朝日会」の総会が東京麹町のスクワール麹町で開かれる。

【六月】
▽一日=一昨年七月の豪雨災害を教訓に、川島区で土砂災害を想定した防災訓練が行われる。辰野中野球部の欅クラブが第二十五回全日本少年軟式野球大会県大会で優勝し、北信越大会の出場を決める。
▽二日=消防団協力事業所表示制度を導入する辰野町が、町内十三事業所に表示証と認定証を交付。
▽五日=JR東日本が辰野駅などを会場に異常時総合訓練会を実施。
▽七日=第四十九回ほたる駅伝大会。七十三チームが健脚を競い合う。
▽八日=交通安全こども自転車辰野地区大会が行われ、西小が十年連続優勝を果たす。
▽十一日=東京の中堅ゼネコンによる桑沢山の風力発電計画で、風況調査などの計画が町議会全員協議会に示される。町議会の一般質問で辰野病院の改革プランについて矢ケ崎町長が十二月までに策定したい、との考えを示す。
▽十三日=伊那建設事務所による現地調査が町内で行われ、町が道路や河川の改良要望個所の早期対応を求める。町出身の洋画家・大森祥吾さんから町に油彩画三点が寄贈される。
▽中旬=町内のホタルの発生場所を記した「ほたるの里ホタルマップ二〇〇七版」が完成。町内の味どころを紹介した「食べ歩きマップ」を町料飲店組合が作成。
▽十四日=野生動物による農業被害が深刻化する中、沢底区で県による獣害防除対策技術現地研修会が開かれる。
▽二十一日=辰野ほたる祭りが開幕。例年より開始を一週間遅らせ、発生のピークが一致。数千匹のゲンジボタルが光の乱舞を見せる。
▽二十七日=岡谷市と辰野町が友好のきずなを深める第五十五回ほたる交歓会がたつのパークホテルで開かれる。
▽下旬=沢底区の町文化財・毘沙門堂の屋根のふき替え工事が終了、八月中の完成を目指す。
▽二十九日=町消防団の第四十六回ポンプ操法大会と第三十回ラッパ吹奏大会が団本部前の駐車場で開かれ、ポンプ車・小型ポンプは第五分団、ラッパ吹奏は第八分団が優勝。
▽三十日=少年警察ボランティアの赤羽八千代さんが県警本部長表彰を受賞。

【七月】
▽上旬=辰野中の加藤博美教諭が第一美術展で最高賞の第一美術展賞を受賞。
▽三日=町商工会が町内の道路問題の解消に向けての陳情書を矢ケ崎町長と篠平議長あてに提出。
▽四日=体に障害がある町内の住民有志が触れ合いや楽しみの場を求めて気軽に集えるグループを結成。
▽六日=両小野地区の小中一貫化構想懇談会が住民意向調査の結果をまとめ、70%以上の賛成結果を踏まえて塩尻市・辰野町に推進組織設置の申し入れを決める。
▽上旬=宮木城前の町地域活動支援センター隣に町が障害者就労支援のための施設建設へ。
▽八日=町有線放送運営審議会が「通話廃止、告知は継続する」との答申書を町長に提出。町防災会議で本年度に全国瞬時警報システムの構築を決める。
▽十二日=交通安全子ども自転車県大会で辰野西小チームが優勝、全国大会へ。新町さくらの会が新町工業団地公園で太鼓橋の設置工事を開始。
▽十五日=道路・交通問題の解消に向け、羽場・北大出両区に合同組織「羽北道路改良委員会」が発足。両小野地区振興会が小中一貫教育の推進を町長に申し入れ。
▽中旬=信州豊南短期大学二年の宮下今日子さんが、全国学生書道展で最高賞の「第六十回記念賞」を受賞。
▽十七日=県議会総務企画警察委員会の現地調査が町内で行われ、本年度に移転新築される岡谷署小野警察官駐在所の移転先を視察。
▽十九日=辰野美術館で飯沢浩也氏の遺作を集めた「自在なまなざし?飯沢浩也・夢幻の世界」が始まる。
▽二十日=第十一回全日本どろんこ田んぼバレーボール大会が川島渡戸の水田で行われる。
▽二十一日=混声合唱団「chor do(コール・ドゥ)」による第九回演奏会が町民会館で開かれる。
▽下旬=町商工会が事業に対する期待度や満足度などのアンケート調査を実施。
▽下旬=辰野中から中体連の北信越大会に女子バレー部や卓球、柔道、陸上の個人が出場を決める。
▽二十五日=両小野国保病院経営研究委員会が「有床の診療所に転換」との提言をまとめ、町長に提言書を提出。
▽二十八日=地域全体で支える仕組みづくりに向け、町教育委員会が学校支援地域本部を立ち上げる。町が北陸コカ・コーラボトリングと災害時の飲料水供給などに関する支援協定を結ぶ。
▽三十一日=日韓交流事業で辰野町を訪れている韓国ガールスカウトの一行が矢ケ崎町長を表敬訪問、中央保育園の園児とも交流。

【八月】
▽一日=町社協が「災害時住民支え合いマップ」の作成をアドバイスする「支え合いマップ作りサポーター」に有賀元栄さん(赤羽)と大槻智章さん(宮木)を委嘱。
▽四日=第一回羽北地区道路懇談会が開かれ、道路整備網の計画策定に向けた動きがスタート。
▽六日=町と辰野高校、日本福祉大学の三者交流連携プロジェクト「夏の交流キャンプ」が八日まで三日間の日程でしだれ栗森林公園
で始まる。
▽七日=特別養護老人ホーム・かたくりの里と上島区が災害時の協力応援協定を締結。
▽八日=西小自転車クラブが全国大会で過去最高の二位に入賞。個人でも小松初君が三位に。
▽十日=中心市街地活性化に向けた辰野ふれあい朝市がJR辰野駅南の特設テントで開かれ、にぎわう。
▽十一日=中山間地域農業直接支払事業を導入している神戸地区の恒例事業・すいか祭りが地区内で開かれる。
▽中旬=町商工会が三年先の新たな価値創出を図るため、「資源・市場創造会議」を立ち上げる。
▽十三日=迎え盆、町内の子どもたちの年中行事のどんぶや、納涼花火大会が各地で行われる。
▽十五日=町成人式が町民会館で開かれ、男女合わせて二百三十二人が大人の仲間入り。
▽十八日=信州豊南短大が、初の試みとなるインターシップ(就業体験)で二人の学生を町内企業に派遣。
▽中旬=町が「かやぶきの館」の運営を来年度から指定管理に移行する準備を進める。
▽二十二日=町の保健・福祉事業の諮問機関として「町保健福祉推進委員会」が発足。農山村留学に千葉市の児童三十九人が来町、五日間の日程でかやぶきの館や町内家庭にホームステイしながら農業体験や地元の小学生と交流を図る。
▽二十三日=辰野中女子バレー部が中体連全国大会で過去最高のベスト8入り。
▽二十五日=後継者の育成や事業継承に向けて町商工会が事業継承セミナーを開催。
▽二十六日=町料飲店組合が「ほたる丼」の普及に向けレシピを改善、関係者を集めて講習会を開催。
▽二十八日=ほたる祭り実行委員会の総会が役場で開かれ、「全般的に円滑な運営ができた」と総括。
▽二十九日=町教育委員などを務めた渡戸の赤羽篤が教育功労で瑞宝双光章の高齢者叙勲を受章、町教育委員会の中で伝達される。
▽三十一日=町地震総合防災訓練が各地で行われ、住民が情報伝達や避難、消火などの訓練に取り組む。

【九月】
▽二日=町の〇七年度各会計決算などを審議する議会九月定例会が開会。町女性団体連絡協議会の町政懇談会が役場で開かれ、町政に対する意見や要望が出される。
▽三日=エレベーター付き公営住宅平出団地の建設工事起工式が行われる。グリーンビレッジ横川の指定管理者の募集が始まる。
▽七日=町内六カ所目となる唐木沢介護予防センターの起工式が行われる。両小野ソフトボールリーグの創立三十周年記念祝賀会が、農民研修センターで開かれる。町社協職員の赤羽紀昭さんが日赤県支部から人命救助の功績で表彰される。
▽中旬=小野出身の小野光賢・光景父子が縁で横浜市と町が〇九年度から職員の人事交流開始へ。
▽十一日=西小自転車クラブが全国大会準優勝で県警本部長から感謝状。
▽十二日=羽場区北の沢川に架かる石造のアーチ橋「めがね橋」を後世に残すため、地元住民有志による「めがね橋保存会」が発足。
▽十三日=「敬老の日」を前に各地区で敬老会が始まる。
▽中旬=町商工事業協同組合の転貸業務が六月から?開店休業?の状況に陥っていることが明らかに。
▽十七日=町立辰野総合病院の病院改革プラン住民説明会が役場で開かれ、町長が「上伊那の基幹病院の一つにしていきたい」との方針を示す。
▽十八日=町議会が条例改正を可決、十一月から湯にいくセンターの入浴料金の値上げが決まる。
▽二十一日=辰野美術会創立五十周年記念の辰野美術展が、二十八日までの日程で辰野美術館で開幕。
▽二十六日=辰野美術会が五十周年記念祝賀会をたつのパークホテルで開催。
▽二十七日=羽場の住民有志による「ねがね橋保存会」が、周辺の整備作業を始める。
▽三十日=駒沢川流域協議会が小野農民研修センターで開かれ、県がダムの一時休止の方針を説明。

【十月】
▽四日=ほたるの里小学生駅伝大会が、たつの海周回の特設コースで開かれ、五部門に四十三チームが出場。
▽五日=今村介護予防センターが完成、しゅん工式が開かれる。
▽六日=赤羽の住宅で朝火事。焼け跡から住人の遺体が発見される。
▽七日=町社会福祉協議会が老人福祉センターで慰霊祭を営む。
▽九日=ふるさと農村公園「グリーンビレッジ横川」の十周年記念式典・祝賀会がかやぶきの館で開かれ、協力者への感謝状の贈呈などが行われる。
▽十二日=ふれあいウオーク&活活さわやかフェスティバル2008が役場周辺を主会場に行われる。
▽十三日=川島渡戸耕地で「里山景観創生プロジェクト」のオオヤマザクラの植樹が行われる。
▽十五日=「新町さくらの会」が新町工業団地公園に太鼓橋を設置、園児らを招いて渡り初めの式を開く。
▽十九日=町内一周駅伝大会が行われ、南部Aが準優勝の小野に大差を付けて優勝。
▽中旬=辰野町の高齢化率が十月一日現在でまとまり、前年同期を0・8ポイント上昇して28・4%となる。
▽中旬=〇四年十月のJR飯田線列車脱線事故で、伊那簡裁が町に対してJRに三百万円の解決金を支払う和解案を提示していたことが分かる。
▽二十四日=辰野高校出身の画家・柴宮忠徳氏の遺族が町に油彩画など約五百点を寄贈。
▽二十七日=沢底の工場敷地内で人骨が見つかり、岡谷署が容疑者を死体遺棄、殺人の疑いで調べる。
▽二十七日=長年の薬物乱用防止教育の功績が認められ、辰野高校が厚生労働省の「麻薬・覚せい剤乱用防止功績者医薬食品局長表彰を受賞。
▽三十一日=辰野高校の「辰高フォーラム2008」が同校で開かれ、開かれた学校づくりを目指して生徒や教職員、地域住民が活発に意見交換。

【十一月】
▽二日=かやぶきの館の紅葉祭りが同館周辺で行われ、各種イベントや屋台村が大盛況。
▽三日=本年度の町功績者表彰式で産業振興・教育文化・社会福祉・保健衛生の各分野で功績のあった六人が顕彰される。初の荒神山音楽祭がたつのパークホテルで開かれ、町内外から二十七組が出演。
▽四日=二〇〇四年に新町区で発生したJR飯田線列車脱線転覆事故で、「町がJRに三百万円を支払う」とする伊那簡易裁判所の調停案に町が応じる方針を固め、町議会全員協議会に報告。
▽七日=宮所?今村間の国道153号徳本水地籍のミニバイパス工事の安全祈願祭・起工式が行われる。
▽八日=沢底区、毘沙門堂の改修工事が終了、本尊の毘沙門立像が三十年ぶりに開帳される。
▽九日=十一日の「辰野町税金の日」の制定にちなみ、町などが日本記念日協会代表の加藤清志氏による記念講演会を開催。
▽十一日=JA上伊那辰野支所の移転新築工事が始まり、支所南側駐車場の建設地で安全祈願祭が営まれる。
▽十一日=辰野町の来年度予算編成会議が行われ、矢ケ崎町長が前年度と同規模の七十億円をめどに編成したいとの方針を示す。
▽十五日=十六日までの二日間、えびす講大売り出しが町内の商店街で開かれる。
▽十六日=北大出地区のりんごオーナー園で収穫作業。
▽十八日=辰野町議会が十九日までの二日間、横浜市を表敬訪問し、副市長らと懇談。
▽十九日=「ながのユニバーサルデザインコンクール」で両小野小の児童四人が入賞。
▽二十一日=商工会と労務対策協議会による永年勤続優良従業員表彰式と「卓越した技能者(匠・名工)」の表彰式が商工会館で開かれる。
▽二十七日=オリンパス辰野事業所が「植林募金」を町に寄贈、荒神山公園にはモミジ二十本を植える。
▽三十日=上伊那郡縦断駅伝大会が行われ、
辰野町チームが二位に入賞。

【十二月】
▽一日=町教育委員会が町内の小中学校にパソコンのデータ漏えい防止のための新システムを導入、運用を開始。
▽二日=学校支援地域本部が先進地の東京都小平市立小平第六小学校長の長津芳氏を講師に研修会を開催。
▽四日=西小カワニナ委員会がほたる童謡公園の専用水路にカワニナの幼貝を放流。
▽七日=赤十字奉仕団の救急法大会が西小体育館で開かれ、町内八個分団の選手が日ごろの成果を披露。辰野音楽協会の発展に尽力、今年二月に相次いで亡くなった馬渕晧氏と小野文良氏の偲ぶ会がマリーパレスたつので開かれる。
▽十一、十二日=町議会一般質問で、矢ケ崎町長が町開発公社の存続方針を示す。辰野総合病院の改革プランについては、病院運営委員会に素案を示す考えを述べる。町発注工事の代金が八十日以上未払いになっていたことも明らかに。
▽十三日=唐木沢区の介護予防センター「柳沢の里」が完成、しゅん工式が行われる。
▽十四日=町観光協会が「人が集まりにぎわう町づくり」懇談会を立ち上げる。ソフトテニスの県中学選抜インドア大会で、辰野中の野沢志帆さん・赤羽響さんのペアが一年の部で優勝。
▽十六日=町がグリーンビレッジ横川の指定管理者として経営を委託する諏訪市の三和商会と契約の調印式を役場で行う。JR飯田線列車転覆事故で町が解決金三百万円をJRに支払う議案を町議会十二月定例会に提出、可決される。辰野中女子バレー部の小口樹葉さん、阿部友加里さん、両角咲良さんが都道府県対抗大会の県選抜メンバーに選ばれる。
▽十七日=町が、一・二次救急医療病院で二〇一一年度から百床で業務を開始するとした町立辰野総合病院の改革プラン素案を病院運営委員会に示す。辰野高校三年の吉江正直君が、県内の普通科生徒ではただ一人、危険物取扱者免状乙種の第一・六類すべてを取得する。
▽十八日=町内十八の自主防災組織が活動事例や課題などを話し合う初の意見交換会が役場で開かれる。
▽二十日=沢底の「合鴨農法藪田グリーンファーム」が、地域の古老から昔の生活ぶりを聞く「古老が子どもたちに語り継ぐシリーズ」を四日連続で開催。
▽二十四日=町が役場総務課内に不況対策相談窓口を開設。ほたる祭りの企画会議が役場で開かれ、来年の祭り期間を六月二十日から二十八日までの九日間に決める。
▽二十五日=JR辰野駅から下辰野本町一丁目でキャンドルナイト2008in辰野が行われ、沿道にろうそく約三百六十本が並ぶ。
▽二十六日=神戸介護予防センターの起工式が行われ、来年三月の完成に向けて工事がスタート。
▽二十八日=第四回北信越小学校柔道錬成大会で南小六年の巣山太智君が三位に入賞。官公庁仕事納めで役場などが今年の業務を終了した。