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下諏訪この1年 2000(H12)
2015年12月25日【一月】
▽一日=二十世紀最後の年の幕開け。諏訪大社下社には前年を上回る十万六千人の二年参り、初もうで客が。下中校庭臨時駐車場なども交通渋滞緩和に効果。コンピューターの「二〇〇〇年問題」で町役場などが厳戒体制を取ったが、トラブルは無し。
▽四日=新年祝賀名刺交歓会に約二百五十人が参加。新ミレニアム(千年紀)の幕開けに決意新た。役場など官公庁で仕事始め。
▽五日=秋宮スケートリンクが滑走可能になり、早朝から小学生らが初滑り。
▽九日=消防出初め式で、防火防災に決意。
▽十日=成人式で、三百十九人が大人の仲間入り。法改正で初めて「成人の日」が十日に。
▽十二日=町温泉事業の給湯料の四月から引き上げを町議会に報告。一般給湯は月額千八十円アップ。
▽十五日=諏訪大社下社で筒粥神事。「世の中三分七厘」で上向きの年?コと。
▽十七日=各地区で山の神祭り。矢を放ち無病息災などを願う。
▽二十六日=第二回子ども議会が開かれ、中学生十六人が登壇、堂々の質疑。
▽二十六日=下諏訪温泉旅館組合で総会。組織の活性化に向け青年部会発足。
▽二十九日=北四王で昼火事。アパート全焼。
▽三十一日=社東町で二十八歳の男性殺害される。殺人容疑で父親逮捕。
【二月】
▽一日=諏訪大社下社の春の遷座祭が茅野市米沢、北山、湖東地区を御頭郷に厳かに。
▽三日=諏訪大社下社で節分厄除け追儺(ついな)大祭。善男善女でにぎわう。
▽四日=諏訪湖博物館・赤彦記念館で「赤彦が詠んだ草花の歌展」開幕。短歌五十首などを展示。
▽六日=秋宮スケートリンクで氷上祭。親子で楽しむ。
▽十三日=初の県マシーンローイング諏訪大会開く。県内から六十七人、二十二団体出場。
▽十八日=中国開封市から友好代表団が初来町。町を挙げて歓迎。友好を深める。
▽二十二日=町が十二年度当初予算案発表。一般会計は八十億八千万円で、前年度比で四・九%減。新年度事業では福祉タクシーの乗車券交付申請四月から受け付け。小中学校、福祉施設などの生ごみたい肥化の民間委託も。
▽二十三日=四月からのプラスチック製品分別収集に向け、地区説明会始まる。
▽二十九日=町保育園の保育料据え置きを町議会に報告。
▽中旬=郵政省の「地域インターネット導入促進事業」採択候補地域に町が内定。行政情報の提供など充実へ。
【三月】
▽三日=町議会三月定例会開会。町長が新年度の予算施政方針を説明。北高木で朝火事。アパート全焼。
▽四日=矢木崎花いっぱい会の活動終止で、町と町社協が感謝状贈呈。下諏訪向陽高で卒業式。二百三十二人が巣立ち。
▽六日=四月からのスタートに向け、介護保険制度説明会始まる。
▽十一日=ハーモ美術館で「谷内六郎展」開幕。
▽十七日=小中学校で卒業式。小学生二百十人、中学生二百三十人が学びやに別れ。吉村午良県知事が今期限りでの引退を正式表明。
▽十八日=花田養護で卒業式。二十四人が新たな旅立ち。
▽二十一日=儀象堂問題で町長が、運営は「下諏訪温泉観光事業協同組合が人心を一新する新体制で」と町議会に報告。
▽二十二日=保育園で一斉に卒園式。百八十二人が園舎にお別れ。
▽二十三日=商工会議所で議員改選後初の総会。原会頭を再任。
▽二十七日=全国から約百二十人が参加して第十三回「赤彦忌」。
▽二十八日=六年がかりの町誌「民俗編」が完成し、販売開始。北小に母親と幼児の「だっこの」の活動拠点オープン。
【四月】
▽四日=保育園で入園式。六園に五百四十二人。
▽五日=小中学校で入学式。希望を輝かせ小学校に二百十人、中学校に二百十二人が。
▽六日=下諏訪向陽高と花田養護で入学式。向陽高に二百八十一人、花田に二十三人入学。前町長の高木清允氏が死去。
▽七日=新入社員歓迎大会で、百四人のフレッシュマンを激励。
▽十一日=町と諏訪署が高齢者セーフティアドバイザー三十七人を委嘱。
▽十二日=町少子化社会対策推進本部が初会合。
▽十九日=水月公園で観桜会。三市町村の代表がなごやかに歓談。
▽二十一日=町早起き野球会が開会。十二チームが健闘誓う。
▽二十八日=諏訪湖博物館・赤彦記念館で特別展「台湾の民俗工芸」始まる。
▽二十九日=新装の下諏訪スタジアムがこけら落とし。学童野球大会で使い初め。親子農業体験塾「かるがも農園」開園。土に親しみ、農業体験を。諏訪圏青年会議所が発足、設立総会で創立を宣言。
▽二十九日=諏訪湖開き・下諏訪港開港式で、観光シーズン入り。
▽三十日=第六区有志が木落し坂上に観光用”模擬御柱”を設置、奉納。五月三日には第一区有志が注連掛に。
【五月】
▽一日=北小児童が育ててきたアマゴの稚魚六百匹を砥川に放流。
▽九日=「バイクの暴走行為の少年に短銃を突き付けて脅した」として、県警が下諏訪町警部交番の原友美巡査部長を逮捕、懲戒免職処分に。その後、原元巡査部長は処分の取り消しを求め、県人事委員会に不服申し立て。この事件はマスコミが大きく報道し、全国的なニュースに。地元住民らが寛大な処分を求める署名運動なども展開。
諏訪大社秋宮前の大ケヤキ伐採。樹齢八百年以上の名巨木消える。
▽十五日=農産物即売会「朝市」始まり、主婦らが列。
▽二十三日=国道142号バイパス木落し坂トンネルで貫通式。
▽二十四日=下中小体育館などの改修工事発注。
▽二十七日=儀象堂の時計作り体験者が一万五千人突破。セレモニーで千葉県の女性に記念品贈呈。
▽二十八日=御柱用材を育む会が東俣国有林内にモミの苗木を植樹。
▽下旬ころ=リンゴ農家が性ホルモン剤を使った害虫駆除始める。
【六月】
▽四日=八島高原で開山祭。観光シーズンの幕開け告げる。
▽五日=町議会六月定例会開会。条例制定など二十七議案提出。
▽十八日=町消防団ポンプ操法大会開く。ポンプ車と小型ポンプの部で第四分団がダブル優勝。
▽二十日=高齢者能力活用センターが開所。趣味活動や研修を支援。
▽二十四日=朗読ボランティア「やまびこの会」が、二十周年式典。
▽二十五日=衆議院選挙の投、開票が行われ、四区では後藤茂之氏が初当選。
▽二十七日=町図書館の設計業者選定でプロポーザル選定委員会発足。保育園運営の在り方を検討する町保育園運営検討委員会発足。
【七月】
▽一日=諏訪広域連合が発足。
▽二日=お舟祭り「時代行列」の万寿姫に山口あゆみさん、絹姫に平林悠佳さん決まる。
▽三日=下諏訪町と岡谷市が公共下水道接続相互委託協定に調印。東堀地区の生活汚水を下諏訪町で処理。
▽十日=八島高原を美しくする会がヒメジョオンの除去作業。
▽十六日=諏訪地区消防ポンプ操法大会自動車ポンプの部で、下諏訪が優勝。
▽十七日=南小児童が飼育した稚エビを諏訪湖に放流。
▽二十二、二十三日=全国中学選手権競漕大会ダブルスカルで、下中の直井希望さん、野村清香さんクルーが優勝。
▽二十八日=諏訪湖博物館・赤彦記念館で特別展「手織りの色と模様」展始まる。
【八月】
▽一日=夏空のもと、諏訪大社下社のお舟祭りにぎやかに。人出は宵祭りも含め十六万人。
▽二日=平和教育体験研修の中学生九人が広島に出発。
▽八日=任期満了に伴う新教育委員長に武井勇二氏選任。
▽十三日=北信越国体ボート競技が町漕艇場で開かれる。
▽十五日=戦没者追悼式で平和への誓い新たに。
▽二十日=二十回記念諏訪湖クリーン祭で、きれいな諏訪湖へ決意。
▽二十六日=無店舗の町屋敷に売店オープン。
▽中旬=交通安全推進協議会が第三区線路下地区の「ヒヤリ地図」を作成。
▽二十七日=大地震を想定、住民ら約六千八百人が参加し、総合防災訓練。
▽二十九日=二男絞殺の父親に懲役四年六月の実刑。
【九月】
▽二日=南知多のイワシ配布に町民が列。下諏訪、南知多ライオンズクラブ姉妹提携二十周年式典も。
▽五日=町議会九月定例会開会。十三議案を提出。
▽九日=農業祭第一部「花とつがるのまつり」にぎわう。三十回記念のイベントも。
▽十日=高浜のジャスコ通りで乗用車が停車中の普通貨物車に衝突し、普通貨物車の男性死亡。
▽十三日=商工会議所に遊休地開発委員会が発足。
▽二十二日=町が昭和四十四年度から平成十一年度までのバランスシートを公表。資産は三百五十六億円。
▽二十四日=大相撲の曙関らが来町。ふれあい相撲や北小運動会への参加も。
▽二十五日=下諏訪ダム用地単価で、県と地権者会が調印。
▽二十六日=高木運動公園にパークゴルフ場がオープン。
▽二十八日=友好の町・南知多に約九十人が参加し町民号出発。
【十月】
▽一日=産業フェアで町をPR。ロボコンや初のロボバトルも。
▽五日=第五次町総合計画策定で審議会が答申。町民の要望や願いを視点に十五項目を付記。
▽八日=六十五クルーが出場し、下諏訪レガッタ。
▽十三日=諏訪湖博物館・赤彦記念館で特別展「二十世紀の下諏訪」始まる。
▽十五日=県知事選の当、開票が行われ、作家の田中康夫氏が池田典隆前副知事らを破り、初当選。諏訪湖浪漫会が人力車で諏訪湖一周。時を考える会が感想文など入選者を表彰。永六輔さんの講演も。
▽十七日=田中新知事の誕生で、下諏訪ダムの用地交渉当面見合わせに。萩倉で諏訪建設事務所ダム課が説明会。
▽二十一日=町消防音楽隊が二十周年記念式典と記念演奏会。
▽二十四日=中電落合発電所が百周年を迎え祝賀会。
▽二十七日=町民総合文化祭が作品展をトップに開幕。
▽二十八日=下諏訪向陽高校が創立二十周年。記念式典や詩人・大岡信氏の講演などでお祝い。
▽三十日=町保育園運営検討委員会が「統廃合で四園体制」との答申。町のキャラクター・シンボルマークが東大阪市の駒井瞭さんの作品に決まる。
▽三十一日=ラジオ体操の指導、普及で平出末子さん(北高木)に信越郵政局から信越地方表彰。
【十一月】
▽三日=秋の叙勲受章者発表。地方自治功労で小林千秀氏に勲三等瑞宝章、社会福祉功労で五味源一氏に勲五等瑞宝章。「北欧音楽祭すわ2000」が総合文化センターで開幕。
▽四日=南小で開校三十周年記念式典。校歌碑の除幕なども。
▽九日=町収集ボランティアの会が発足。古切手、テレカなど始まる。
▽九日=国道142号バイパス湖北トンネルで貫通式。高浜の国道20号で大型二輪の男性が転倒し、対向車に衝突、死亡。
▽十日=下諏訪商連の下諏訪スタンプカード化地区別説明会始まる。
▽十一日=北小で開校三十周年記念式典。諏訪響招き記念音楽会も。農業祭第二部「うまいくだものと米まつり」にぎわう。
▽十五日=吉澤久行町助役が任期途中で退任。
▽二十一日=四青年会議所の統合に伴い今年いっぱいで解散する下諏訪青年会議所が、二十四年間の活動をもとに「街づくり提言書」を町に提出。全国の研究機関、研究者が集まり「ワカサギに学ぶ会」下諏訪で。
▽三十日=諏訪湖のしゅんせつ土埋め立てで、町が赤砂崎への受け入れ決める。
【十二月】
▽三日=初の全国マシンローイング大会長野大会開く。タイムが全国ランキングに直結。
▽四日=町議会十二月定例会開会。十一議案提出。
▽五日=四ツ角開発の十三年度立ち上げ断念を、町長が記者会見で発表。二十六日には下諏訪まちづくり推進協議会四ツ角拠点整備部会が、事業から撤退を表明。
▽八日=ダム建設に向け第六区対策委員会と地権者らが知事あてに要請書提出。
▽十九日=町勤労協が定期大会を開き、一年ぶりに活動再開。
▽二十日=町助役に石川富造氏、収入役に今村秀告氏が就任。
▽二十二日=諏訪建設事務所が砥川下流の堤防十七個所に「量水標」設置。地元区長らへの説明会始まる。国勢調査の速報値まとまる。町の人口は二万三千九百三十人で、前回調査より六百五人減少。
▽二十五日=奏鳴館と儀象堂の今後の経営方法を多角的に検討する初の打ち合わせ会開く。