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下諏訪この1年 2002(H14)
2015年12月25日【一月】
▽一日=秋宮のカウントダウンで新年が幕開け。諏訪大社下社の二年参りを含めた元旦と二日の初もうで参拝者は、二十万二千人で前年を六万六千人上回る。
▽四日=新年祝賀名刺交歓会に約二百四十人が出席。年頭に決意も新た。
▽六日=消防出初め式で安全な町に向けて誓い。秋宮リンク初滑りで銀盤にエッジ音。
▽八日=町の活性化を目指し諏訪湖周辺の有志が「有歩(ゆうほ)の会」を発足。町内の三小中学校で三学期がスタート。
▽十一日=ダム検討委砥川部会で各委員が治水対策案を示す。
▽十二日=諏訪湖博物館で「大和作内彫刻展」始まる。
▽十四日~十五日=諏訪大社春宮で筒粥神事。「世の中」は3分8厘のご託宣。
▽十五日=成人式。二百七十二人が晴れて大人の仲間入り。
▽十八日=御柱用材を育む会総会、会長に宮坂源吉さん。
▽二十一日=ダム検討委砥川部会。治水対策で論議深める。
▽中旬=製造業の実態把握へ、町内の約三百六十社を聞き取り調査。
▽二十二日=温泉旅館組合で定期総会。見る観光から体験する観光へ。
▽二十五日=町議有志十五人で合併推進議員連盟を設立。
▽二十九日=新年度から水道料金と国保税の引き上げを議会に報告。砥川部会、治水の部会案作成へ論議。
【二月】
▽一日=下社で春の遷座祭。原・本郷・境地区の奉仕によりご神体を秋宮から春宮に移す。
▽二日=学校週五日制への対応で社中が学校開放を試行。
▽三日=下社節分会。秋宮と春宮に「鬼は外、福は内」のかけ声響く。
▽九日=ダム等検討委砥川部会。治水対策で「河川改修」と「ダムと河川改修」の二案をもとに論議。
▽十日=秋宮リンクで氷上祭。
▽十七日=ダム等検討委砥川部会。二案のほかに「河川改修と放水路」案が浮上。
▽十九日=県水産試験場諏訪支場で稚アユの出荷始まる。三月にかけて約六十万匹を計画。
▽二十日=町が若者とのまちづくり懇談会を開催。
▽二十二日=町が新年度予算案を発表。一般会計は七十六億五千万円で前年度当初予算に比べ七・五%の減に。新年度からの町四役の給料を月額で五~二%引き下げを明らかに。
▽二十四日=ダム等検討委砥川部会。治水対策は「河川改修」と「ダムと河川改修」の二案で。
▽二十八日=新年度の保育料の平均〇・九五%引き上げを議会に報告。議員の報酬、新年度から月額で三~二%引き下げを決める。
【三月】
▽二日=下諏訪向陽高校卒業式。二百三十六人が晴れて卒業。
▽四日=町議会三月定例会が開会。新年度予算など三十一議案を提出。
▽五日=ダム等検討委砥川部会の特別委員五人。部会長の部会運営を批判し要望書を提出。
▽八日=ダム建設促進期成同盟会。十日の公聴会を前にダム建設案に理解求める。レストランで悪臭。九人が病院へ。
▽九日=NPOがまちづくりに関する意識調査の結果を公表。秋宮を核にした町並み整備の声多く。
▽十日=ダム等検討委が公聴会。「ダムと河川改修」「河川改修」の二案に住民の意見分かれる。
▽十一日~十二日=町議会定例会で初の代表質問。
▽十三日=ベンチャー事業の協同組合「エス・アイ・ブイ」発起人会。
▽十六日=ダム等検討委砥川部会。一本化ならず、二案併記で報告へ。
▽十七日=駅前まつり。イベント盛況。
▽十八日=南と北の両小学校で卒業式。百七十四人が巣立つ。
▽十九日=下諏訪と下諏訪社の両中学校で卒業式。二百二十四人が新たな出発。
▽二十二日=七保育園で卒園式。百七十人が巣立つ。
▽二十四日=ダム検討委砥川部会。部会案を二案にまとめる。
▽二十八日=町図書館の引き取り検査。
【四月】
▽一日=町内の官公庁や事業所で入社式。
▽一日=一部会場で早朝ラジオ体操始まる。
▽三日=保育園で入園式。
▽四日=小中学校四校で入学式、晴れやかに。
▽五日=下諏訪向陽高校で入学式、二百四十人が新たな一歩。県花田養護学校で入学式。
▽上旬=NPOが町との共働で業務を開始。
▽七日=クリーンな諏訪湖に向けて湖岸清掃がスタート。
▽八日=新入社員歓迎大会。町内の事業所に就職した八十九人のフレッシュマンたちを激励。
▽十五日=六月の開館に向け、図書の引っ越し作業が始まる。県ボート協会で総会。五十周年で記念誌と祝賀会を計画。
▽二十二日=下諏訪町と中国・開封市との間で友好交流の議定書に調印。
▽二十四日=新村町長の後援会役員総会。次期町長選に町長が不出場を表明。続投要請にも固辞。
▽二十五日=商議所常議員会で、新年度予算などを承認。
▽二十六日=北小児童がアマゴの稚魚を砥川に放流。
▽二十七日=諏訪湖博物館で「大和作内彫刻展」が始まる。
▽二十七日=ハーモ美術館で、バイオリニスト、葉加瀬太郎さんによる絵画展スタート。
▽二十九日=春の叙勲で、元長野県警部の森田正一さんが警察功労で勲六等旭日章を受章。
【五月】
▽一日=下諏訪ダム建設促進期成同盟会が、砥川の治水・利水対策について知事に要望書を提出。
▽二日=新村益雄氏が町長引退表明。
▽五日=承知川の蛍復活を願い、第十区住民が同河川のヨシ刈り取り。御田町神事長持保存会が観光客ーズンに合わせ、秋宮で長持サービス。
▽六日=信州美術会会員の川村雅子さんが、二十数年の制作活動をまとめた個展開催。三区分館の親子りんご体験始まる。
▽七日=下諏訪観光協会が総会、ホームページ開設など決める。八島高原を美しくする会が総会で、野外ごみ収集などの美化活動決める。新図書館開館に向け、町内小、中学生が配架作業の手助け開始。
▽八日=町老連総会で、内田礼介氏が会長に。全国老連モデル事業で、独居、寝たきり会員を訪ねる友愛訪問実施へ。
▽九日=町漕艇庫にプレハブボート格納庫完成。町早起き野球開幕、九チーム約百人が開幕式に参加。
▽十日=町環境基本計画策定に向け、町が庁内委員会立ち上げる。
▽十一日=学校週五日制に対応し、社中が地域奉仕活動の日を土曜日の月一日設置。初の活動で地域住民と清掃奉仕。
▽十一、十二日=第二十五回諏訪湖レガッタと第三回ナックルフォア大会が諏訪湖で開かれる。
▽十二日=今年度初のアレチウリ退治。
▽十三日=町交通安全推進協議会で十四年度の事業決める。
▽十四日=出水期を前に、水防協議会が現地パトロール。
▽十五日=製造十七社が事業共同組合設立。共同受注や開発に向ける。町諏訪湖浄化推進連絡協議会が総会を開き、津村朋信氏を会長に選出。
▽十七日=町少年野球会と町消防団が、長らく遊休地になってきた赤砂崎を整備。野球やポンプ操法の練習などに活用。
▽十九日=学校週五日制の受け皿として、町教委が企画した小学生対象の「あおぞらクラブ」が活動開始。初回は万治の石仏周辺で田植え。
▽十九日=二〇〇二そろばんグランプリ・長野で、ジュニア部門で南小六年、宮坂侑里さんらが入賞。
▽二十一日=入一通信が諏訪管理センター閉鎖で町長に現状報告。バイオリン奏者の葉加瀬太郎さんが絵画展に合わせ、ハーモ美術館で演奏会。
▽二十三日=下諏訪町長選の日程が八月二十日告示、二十五日投票に決まる。
▽二十四日=町漕艇協会が二百万円を新艇庫の礼として町に寄付。
▽二十五日=博物館の小、中学生を対象にした「キッズ☆クラブ」が開講。定員の倍近い五十五人が集まる人気ぶり。
▽二十六日=御用材を育む会が東俣の県道沿いにモミの木約六十本を植樹。モミの木街道実現を夢見る。二十一世紀グリーンメモリアルしもすわがいずみ湖畔で。町青少年健全育成会の大人は子どもたちががオオヤマザクラ十本を植える。町農産物即売会の朝市が四ツ角駐車場にオープン。週三日開き、新鮮野菜を提供。
▽二十九日=大門の住宅街に猿が現れる。
【六月】
▽一日=社協が配食サービスを行うお年寄りたちとふれあい会食会。配達の職員と交流図る。
▽二日=八島高原で開山祭。砥川の浮島で水防訓練、二百六十人が有事に備える。
▽三日=新しい町政を生み出す町民の会が町長選へ擁立目指す会見。
▽七日=県治水・利水ダム等検討委員会(宮地良彦委員長)がダムに頼らない河川改修単独案を田中知事に答申。町議会六月定例会開会。商工会議所の会員事業所従業員永年勤続表彰式を開き、七十四人の労苦をたたえる。
▽九日=少年野球会と町消防団で整備した赤砂崎のグラウンドが使用開始。
▽九日=第三区が「千人のラジオ体操会」。約四百五十人が南小校庭で一、二、三。
▽十日=東俣国有林で山火事、約六千二百平方mを焼く。
▽十一日=ダムに頼らない河川改修単独案に対し、岡谷市、下諏訪町両理事者が県にダムの必要性を訴え、要望書。
▽十六日=町消防ポンプ操法大会で、ポンプ車の部は第一分団、小型ポンプの部は第三分団A、ラッパ吹奏の部は第七分団がそれぞれ優勝。
▽二十日=西村勝博さんのリンゴ「一ツ浜」が新品種として登録。
▽二十一日=ダム無し案を受け、県議会四会派が治水・利水について下諏訪、岡谷の両理事者から意見聴取。ビーナスラインの交通渋滞対策として七月の二日間運行する初の霧ケ峰シャトルバス運行実行委員会が町役場で。
▽二十三日=社協が母子・父子家庭を対象にした子育て支援事業をスタート。学校週五日制に伴う受け皿作りや新たな施策への参考に。下諏訪建設労働組合が住宅デーで刃物研ぎ奉仕。プロの技に多くの人が集まる。
▽二十四日=日本共産党下諏訪町議員団が、ダム無し案の尊重を求め、町長に申し入れ。
▽二十五日=県議会六月定例会で田中知事が砥川のダム計画中止を表明。河川改修と流域整備の対応を示す。
▽二十八日=下諏訪町長らが国土交通省に出向き、下諏訪ダムの必要性訴える。町営プール開き。
▽二十九日=時代行列の花形、姫コンテスト。万寿姫に宮下由美子さん、絹姫に石田涼子さん、山吹姫に小松瞳さんが決まる。
▽三十日=町立図書館が待望のオープン。情報化社会にも対応した最新設備を備える。町政功労者など六人を表彰。
【七月】
▽二日=町農業委員の無投票当選決まる。
▽四日=下諏訪建設促進期成同盟会が建設推進求め、県や県議会へ要望。
▽九日=町屋敷へ工場新設した小口シャーリングに、町が工業振興助成金贈る。
▽十日=台風6号の影響で、東町中の生け垣が崩落。
▽十二日=中国開封市から中学生三十人余が来町。儀象堂、奏鳴館、諏訪大社下社秋宮などを見学する。八島高原で帰化植物のヒメジョオン除去作業。約七十人が根元から切り取った。
▽十三日=東赤砂の西村三千男さんの詩が「わたぼうし作品募集」に入選。コンサートでメロディーを付けて発表される。今井邦子文学館無料開放に合わせ、第三区婦人会茶道部が茶の接待。
▽十五日=梅雨前線の活発化に伴う降雨で、山間地で土手が崩落、市街地でも冠水の被害。
▽十九日、二十日=手づくり絵本の巡回展が町立図書館であった。世界で一つしかない約二百五十点が並び、高い感心。
▽二十日=第一回全国たこ揚げ名人諏訪湖大会は赤砂崎で。全国各地からの二百人近くが集まり、大空をたこで占領。ご当地だこも数多く、お国自慢を競った。町長選に尾上武氏が出馬を正式に表明。
▽二十二日=諏訪広域消防本部などは水難救助訓練を赤砂崎などで実施。防災ヘリも加わり、水空両面で本番さながらの訓練を繰り広げた。
▽二十三日=南小児童が育てたスジエビの稚魚を諏訪湖に放流。「大きく育って」の願いをこめ、約百人が稚エビを放した。
▽二十八日、二十九日=平和教育体験研修で下諏訪、下諏訪社の両中学生九人が広島市へ。被ばく体験者の話や平和記念資料館などの見学を通じ、平和の尊さを学ぶ。
▽三十日=町出身で立命館大学教授、高橋利文氏の町長選擁立に向け、ニューウェイブ下諏訪が立ち上がる。
▽三十一日=諏訪大社下社の夏の遷座祭お舟祭の宵祭り。
【八月】
▽一日=諏訪大社下社の夏の遷座祭お舟祭の本祭り。時代行列に続き、芝舟が曳行され、時代絵巻一色の町に。
▽二日=県水産試験場諏訪支場で特別開放。研究成果や諏訪湖の魚介類、藻などを展示し、一般住民に理解を深めてもらう。尾上武後援会が結成総会開き、組織拡大目指す。
▽三日=新しい町政を生み出す町民の会は、町長選で独自候補擁立見送る考え示す。小学生ロボバトルinしもすわが町役場であり、デザインコンテストに十七人、バトルに十五人が出場、熱い戦い演じる。
▽五日=石川富造氏が助役辞
▽六日=諏訪地区みどりの少年団がいずみ湖で交流集会。八団が活動発表や木工教室、ウオークラリーなどを体験する。
▽七日=石川富造氏が町長選へ正式に出馬表明。
▽八日、九日=県地理学会の諏訪研究大会は町内を中心に開く。研究発表や諏訪大社などを見学する。
▽十日=日本マリンスポーツ普及教育振興財団の中学生ボート体験教室がスタート。十月上旬まで開く。尾上武後援会が総決起大会。
▽十日、十一日=文科省のものづくり教室が下諏訪中学校であり、諏訪地方の小学五、六年生約三十人が歩行ロボット作りにアイデア凝らす。
▽十四日=石川富造氏の後援会ができる。
▽十五日=町の戦没者慰霊祭が総合文化センターであり、日清戦争から第二次大戦の戦没者のめい福を祈る。
▽十六日=諏訪湖祭湖上花火大会の後始末。湖畔で約百五十人がごみを拾い集める。
▽十八日=ニューウェイブ・下諏訪高橋文利応援団は、高橋氏を知る会を総合文化センターで開き、公約などを訴える。第四回島木赤彦文学賞と第二回文学新人賞の授与式を諏訪湖博物館・島木赤彦記念館で開く。新人賞は、町の愛好者で赤彦の童謡を歌う「白菊コーラス」が受賞。
▽二十日=町長選告示。立命館大学教授の高橋文利氏、会社役員の尾上たけし氏、前助役の石川富造氏の三つどもえに。
▽二十二日=高橋文利氏が総決起大会。石川富造氏が総決起大会。
▽二十三日=尾上たけし氏が必勝総決起大会。
▽二十四日=水生生物観察会(町、湖浄連主催)が承知川であり、小学生約二十人が水生生物を指標に水質の状態をチェック。
▽二十五日=町長選投票日。高橋氏は六千七百二十三票を獲得、他の二氏を大きく引き離して初当選を果たす。町諏訪湖浄化推進連絡協議会の諏訪湖クリーン祭がみずべ公園周辺であった。手作りいかだコンテスト、リサイクルマーケットをはじめとした各コーナーできれいな諏訪湖に決意新た。
▽二十六日=高橋氏に当選証書付与。
▽二十八日=第二十四回町統計グラフコンクールの審査会を開き、三十四点の入賞決まる。
【九月】
▽一日=県会の不信任議決を受けた、知事失職に伴う出直し選挙で田中康夫氏が圧勝。
▽二日=田中氏の知事再選に伴い、浜康幸県議(諏訪郡区)が「不信任案提出の責任をとる」として辞意を表明
▽五日=町の乳幼児を対象にしたBCG接種で、期限切れワクチン使用が分かる。接種は四十人ほどで、健診実施へ。
▽六日=新村益雄町長が退任。退任式で二期八年勤めた町長に別れ。
▽八日=下諏訪温泉旅館組合の「リンゴ狩りと温泉」が十年目の秋スタート
▽九日=高橋文利町長が初登庁。「町民サービス第一の町政」に意欲。下諏訪ダム反対連絡協議会が大社通り四ツ角など掲げていた、ダム反対の大型垂れ幕が「ダム論争終結」宣言とともに降ろされる。
▽十一日=高橋町長が田中知事に町長就任あいさつ。「ダムによらない砥川治水対策」を確認。下諏訪町出身の劇作家、阿木翁助氏(東京都多摩市)死去。九十歳。
▽十四日=農業祭第一部「花とつがるのまつり」にぎわう。
▽二十三日=戦没者遺族への特別弔慰金の申請を町職員が放置していたことが分かり、高橋町長陳謝。
▽二十六日=町発注工事の指名競争入札に、低入札価格調査制度を導入すると、町が発表。
▽二十七日=町議会九月定例会開会。高橋町長が町政運営の所信を表明。「民意基本」の町政に決意。
【十月】
▽一日=奏鳴館に「オルゴールの病院」開設。壊れえたオルゴールの修理スタート。
▽六日=産業フェアが開かれ、下諏訪の地場産業や技術などをPR
▽七日=町の構造改革特区構想提案プロジェクト会議が初会合。西餅屋の国道142号、新和田トンネル手前の旧道入り口付近で車三台が絡む事故。乗用車の男性死亡。
▽九日=まちづくり講演会で、高橋町長が車座集会。ニュースキャスターの筑紫哲也さんの講演なども。
▽十日=下諏訪商連の「しもすわカード」サービスがスタート。多機能カードで買い物が便利に。
▽十一日=町漕艇協会が社会体育優良団体として文部科学大臣表彰を受賞。文化の秋、「二〇〇二町民総合文化祭」が作品展をトップに開幕。
▽十二日=諏訪湖博物館・赤彦記念館で特別展「吉田博の世界」始まる。県内ゆかりの山を表現した木版画約三十点を展示。
▽十三日=第二十一回下諏訪レガッタ開く。七種目に七十六クルーが出場し、湖上に熱戦。
▽十六日=町特別職四役の給料引き下げ、町議会で可決。町長は二〇%減額。
▽十七日=町の新助役に長崎政直氏が就任。「町民サービス明るく元気に」と抱負。
▽二十日=健康生活展と消費生活展が開かれ、毎日の健康や消費考える
▽二十一日=諏訪大社奉献菊花大会が秋宮で始まる。大輪三百点ほどがあでやかにふくいくと。
▽二十二日=町老人福祉センターの浴槽で、国の基準値を大幅に上回るレジオネラ菌検出。営業自粛へ。八年ぶりに「綿の湯寄席」復活。永六輔さんらによる湯けむり談義、二十回目。
▽二十三日=下諏訪ダム訴訟、原告側が訴えを取り下げ。「ダム建設阻止の所期の目的達成した」として。大門で高齢者が普通貨物自動車にはねられ、死亡。
▽二十四日=町が人事異動内示。対象は十八人で、下諏訪ダムにかかわってきた職員二人も出先に配置換え。
▽三十日=諏訪大社秋宮前の土地取引に関係し、町が出資する第三セクターと民間企業とのかかわりに不透明さがあるとして、町が庁内に調査プロジェクト会議発足。
▽三十一日=浜県議が議員辞職。
【十一月】
▽一日=町役場一階に「おいでなして町長室」スタート。総合案内カウンターも。
▽二日=「北欧音楽祭二〇〇二」が開幕し、多彩な演奏など披露。
▽四日=書家の吉沢大淳さん(矢木東)が日展特選を受賞。
▽三日=秋の叙勲が発表になり、前商工会議所副会頭の井上哲男氏が産業功労で勲五等双光旭日章授章。全国マシンローイング長野大会が開かれ、七十五人がエルゴメーターでタイム競う。
▽五日=総合文化センター軽体育室の子育てサークルへの無料開放始まる。
▽九日=町はってん一〇〇人委員会が設立。町農業祭第二部「うまいくだものと米まつり」が開かれ、収楽しむ。
▽十四日=町が黒塗り高級公用車二台売却。四百八十五万円と二百三万円で。北小六年増沢愛美さんが統計グラフコンクールで最高賞の特選受賞。
▽十五日=町事務合理化委員会が機構改革で三課減、四係増を答申。十六年度実施目指し、教育改革(学区制)検討委員会が初会合。
▽十八日=住民参加のまちづくりワークショップが初会議。将来のまちづくり語る。
▽二十二日=次代の御柱用材確保に向け、御柱の森づくり協議会設立。
▽二十四日=大地震を想定し、町内全域で総合防災訓練。
▽二十六日=「御柱の森」づくりで、御柱の森づくり協議会と南信森林監督署が協定に調印。看板設置や記念植樹なども。
▽二十七日=貸し渋りなどを懸念し、金融機関と町、商工会議所が懇談会。北小にアマゴの卵約二千粒到着。
▽二十八日=下諏訪ダム中止に伴う地元説明会開かれるが、要望に対し県からは具体的回答なし。
▽二十九日=秋宮前の土地取引で、町の調査プロジェクトが「不当な方法で売却依頼をした」との調査結果を報告。
【十二月】
▽二日=関屋、武居、新町などに猿が出没。女性十四人が襲われ、かみつかれる。
▽三日=猿が引き続き出没し、宮久保、山の神団地などで新たに女性九人を襲う。小中学校でも自衛策。
▽五日=県警機動隊、町消防団なども交え約百五十人体制で猿の大掛かりな捕獲作戦展開。山の神団地などで捕獲を試みたが、捕まらず。
▽六日=町社協が北小に「福祉教育・ボランティア学習の相談窓口」開設。
▽十二日=しもすわまち諏訪湖浄化推進連絡協議会の総務大臣表彰決まる。長年の活動に評価。
▽十六日=高橋町長、県庁に田中知事を訪ね、下諏訪ダム中止に伴う「アフターダム」や県の治水・利水対策案の早期提示要請。
▽十八日=町体育協会がNPO下諏訪体育協会の設立総会。年度内立ち上げ目指す。
▽十九日=北小体育館改修工事が完成し、児童たちが使い初め。
▽二十日=町が機構改革で一月一日付の人事異動内示。三人が課長に昇格。
▽二十四日=湯田町老人クラブ寿会がジェイアールバス関東花いっぱい運動で、優秀賞受賞。花見新道での活動に評価。ダム中止に伴う二回目の地元説明会開く。地元要望・ゼロ回答・に不満の声続出。
▽二十七日=友之町で火事。店舗併用住宅を焼く。