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あす公開の映画「神在月のこども」に地元登場
2021年10月7日
8日(金)に全国公開される長編アニメ映画「神在月のこども」の業務試写会が4日、岡谷スカラ座(岡谷市中央町)であった。上映に先立ち、登壇したアニメーション監督の白井孝奈さんは「諏訪という美しい場所を映画に登場させることができた。(見た人が)諏訪に足を運びたいと思ってもらえたらうれしい」とあいさつした。
母を亡くし、大好きだった「走ること」が嫌いになった少女カンナが、神の使いの白ウサギの「シロ」にいざなわれ、島根・出雲を目指す物語。行く先で出会う八百万(やおよろず)の神々の中で、諏訪明神の化身とされる龍神が重要な役割として登場し、諏訪湖や諏訪大社も詳細に描かれる。
上映後、統括プロデューサーのオシアウコさんは「皆さんの拍手と表情でほっとした」と手応えを感じ、「この地域に住む人たちに愛される作品になってほしい。実際に住んでいる土地や見慣れた場所が作品に登場するうれしさが(物語の面白さに)プラスされていると思う」と語った。
試写会には諏訪地方観光連盟会長の金子ゆかり諏訪市長をはじめ、映画をPRする「縁(えん)バサダー」に選ばれたテンホウ・フーズ(諏訪市)の大石壮太郎社長など関係者35人が出席した。
(写真は、あいさつする白井監督=右=とオシアウコさん)