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八剱神社 古文書や刀剣など虫干し

2021年8月9日

HP八剱宝物虫干し
 諏訪市小和田の八剱神社で8日、宝物の虫干しが行われた。室町時代や江戸時代から伝わるとされる古文書、刀剣、木彫、絵地図などを一堂に並べ、1点ずつ台帳と照合した。
 毎年この時期に行う恒例行事。同神社総代33人が本殿裏にある宝物庫からお宝を運び出し、慎重に箱から出して、かびや虫害を防ぐために風を通した。刀剣24本には、さびないよう油を塗り直した。
 宮坂清宮司は、市有形文化財に指定されている木彫りのこま犬や相撲人形、イノシシに乗った摩利支天像、武田信玄の書状などを紹介。3体の相撲人形については「まわし、ちょんまげがあり、台に立てるように作られている」などと話し、総代や訪れた人たちが興味深そうに眺めていた。
 (写真は、ずらりと並んだ宝物を興味深く見る総代ら)