NEWS
「幻の山塩」を使ったキャラメルプリン 南箕輪村内で発売
2021年6月26日 道の駅大芝高原温泉施設「大芝の湯」と直売施設「味工房」で、きょう26日から「おもてなしプリン」の新製品「山塩キャラメルプリン」の販売が始まる。大鹿村の「山塩館」とコラボレーション、味工房手作りのキャラメルソースに、にがり成分が少なく滑らかな塩味が特徴の「山塩」を使用したぜいたくな一品で、当面は施設販売のみの限定商品になる。
山中の大鹿村で作る「幻の山塩」は、現地販売のみの知る人ぞ知る希少品。コラボレーション商品も下伊那郡内で数件あるのみと敷居の高い塩だが、味工房プリン工房では以前に伊那市高遠町の和菓子店「老舗亀まん」とのコラボで「ミルクあんこプリン」を開発した際に山塩館との交流が始まり、今回の共同商品を提案したところ、快く了承を得られたという。
滑らかでじわじわと塩の味が際立っていくミネラル分豊富な山塩の特徴を生かすため、味工房で20年以上手作りしている生キャラメルソースに使うことを考案、最も塩の味が引き立つバランスを見付けるために何パターンもの試作を重ねてきた。
新商品は、通常の「おもてなしプリン」に生キャラメルソースを別添えして販売。プリン単体、キャラメルソースとプリン、最後はそれにカラメルも合わさり複層的に味わうことができる。これからの季節、ミネラルをおいしく摂取できることも注目されそうだ。
開発に当たった原賢三郎さんは、「下伊那との初の単独コラボレーションでもあり、今後の南信州との連携観光プランにつながっていく。まずは地元の人に魅力を知ってもらい、会員制交流サイト(SNS)で発信してもらいたい」と話している。
「山塩キャラメルプリン」は1個420円(税込み)で1日50個の販売。きょう26、27(日)両日は発売記念で、1個360円の特別価格で販売する。
(写真は、塩のうま味が引き立つ「山塩キャラメルプリン」)