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高齢者のワクチン到着 諏訪中央病院に 15 日から先行接種
2021年4月9日
高齢者対象の新型コロナウイルスワクチン接種が始まるのを前に、茅野市玉川の諏訪中央病院に8日、ワクチンが届いた。県の高齢者先行接種モデル23市町村のうち、北相木村と共に県内で最も早く配分された。市は15日(木)から諏訪中央病院組合運営の介護老人福祉施設「ふれあいの里」で先行接種を行う。各市町村には今後順次配送される。
市は高齢者施設に医師が訪れ接種する「集団接種・施設訪問型」に指定されている。組合ではふれあいの里で15日に入所者約70人、16日(金)に職員約60人に予定。同じく組合運営の特別養護老人施設「やすらぎの丘」でも22日(木)に利用者と職員約70人に、23日(金)に職員約 20人に接種する計画でいる。
同院には午前9時半ころ、ドライアイスでマイナス75度以下に温度管理されたワクチン1箱(975回分)が到着。薬剤師が超低温冷凍庫(ディープフリーザー)に移した。
市接種対策室によると、市内には26高齢者施設があり定員は約千人。現在24施設から施設内での接種希望があるという。今後同院ではマイナス75度以下に管理して各施設に運び、医師や嘱託、協力医の協力で接種する。
受け取りに立ち会った齋藤明美室長は「本人、家族の同意が必要。準備ができ次第順次接種していきたい」と話していた。
(写真は、諏訪中央病院に運び込まれた新型コロナウイルスワクチンをディープフリーザーに移す職員=代表撮影)