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しもすわ産業まつりが盛況
2020年11月9日
下諏訪商工会議所は7日、「しもすわ産業まつり」(下諏訪市民新聞社など後援)を県道岡谷・下諏訪線古川—湖浜間(通称・ジャスコ通り)で開いた。約400㍍を歩行者天国にし、新型コロナウイルス感染症で落ち込んだ地域に活気を取り戻した。
飲食・物販ゾーンとコミュニティゾーンに約50ブースを設置。食べ物や雑貨類の販売のほか、ゲームコーナーやアクセサリー作り、消防車両の乗車体験などがあり、多くの家族連れでにぎわった。特設ステージではマグロの解体ショーや、各種団体によるダンスや太鼓の披露があった。
本部の近くでは、四王蕎麦(そば)の会が打ったそばの早食い競走を実施。5分以内で何皿食せるかを競い、参加者は200㌘の盛りそばを次々と平らげた。参加した井上陽南太さん(13)=東豊=は「こうした中でも開けたのは、町民にとっても楽しいしうれしい」と話していた。
当初は10月に予定していたが、台風の接近が予想されていたため延期に。町内で新型コロナウイルスの感染者が確認され、開催が心配されたが、入場ゲートでの検温、手指消毒を徹底して開いた。
(写真は、子どものダンスパフォーマンスなど多くの人でにぎわった産業まつり)