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洋菊華やかに魅力発信 生産者の鈴木さんが茅野で初の展示会

2020年10月24日

hp201023洋菊展示会
 茅野市内唯一の洋菊生産者、鈴木紘平さん(41)=泉野大日影=は23 日、初の展示会をJR茅野駅前ベルビア2階にある市コワーキングスペース「ワークラボ八ケ岳」で開いた。プロモーターの宮下雄飛さん(33)=塚原=によるモデル撮影会もあり、従来の菊のイメージを覆す魅力を発信した。
 名古屋市から移住した鈴木さんは昨年、同施設のイベントで宮下さんと知り合い、意気投合。ブライダルなどを彩る華やかな洋菊のアピールと、高齢化が進む農業の担い手育成の切っ掛けにしようと展示会を企画した。
 細い花びらのスパイダー系、丸い花形のボンボン系など、?種類約600本を用意。富士見町と原村で栽培する農家4軒も出品し、会場は色とりどりの花と香りに包まれた。
 諏訪地域の洋菊を「諏訪マム」というブランド名で広める構想もあるといい、鈴木さんは「見てもらった方に『きれいだね』と言われてやりがいになる。来年は他の生産者も集めて、大きく諏訪圏域に広めていきたい」と話していた。
(写真は、女性モデルを洋菊で囲み、新たな花の魅力を探った撮影会)