NEWS

市のマンホールデザイン 壁掛けカレンダーに採用

2020年10月23日

HPマンホールカレンダー
 諏訪市が昨年度に設置を始めた新しいマンホールのふたのデザインが、全国12種類のご当地マンホールが載った2021年版の壁掛けカレンダーに県内から唯一採用された。市水道局では「インパクトと季節感が選ばれた理由ではないか」と喜んでいる。
 デザインは市を象徴する花火、高島城、諏訪湖が色鮮やかに描かれたもの。絵の中に諏訪湖の浄化を願うメッセージが隠されている。公共下水道供用開始40周年を記念し、公募で同市の藤森実さんの図案を選んだ。
 「マンホールカレンダー」は生活雑貨大手の東急ハンズが各店舗とインターネットストアで販売している。諏訪市は全国新作花火競技大会が開かれる9月のページに登場。53種類のふたが載ったことしの卓上カレンダーにも選ばれており、2年連続の採用となった。
 市が昨年12月から観光案内所で無料配布している「マンホールカード」も人気が高く、9月末時点で約3400枚を配布した。自身もコレクターだという市水道局施設課の宮坂綾さんは「自治体ごと個性的なデザインのマンホールがあり、土地柄を楽しめるのが魅力。カードを目当てに諏訪に来る人もいて、誘客に一役買っている」と話す。
 (写真は、諏訪市のデザインが採用されたマンホールカレンダー)