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万治の石仏で田植え 豊作と地域の安全願う
2020年5月26日
下諏訪観光協会は25日、町の観光名所の一つ、万治の石仏を囲む水田で田植えをした。職員や町地域おこし協力隊ら約10人が「ひとめぼれ」の苗を手植えし、一帯に初夏の風景をつくりだした。
観光客を季節の風景で迎えようと行う恒例の行事。万治の石仏の両側に広がる約200平方㍍の水田にひもを渡し、横一列ずつ等間隔に植えていき、豊作を願った。
9月末に稲刈りを予定する。収穫は約40㌔を見込み、小分けにして秋のまち歩きイベント「三角八丁(ばっちょう)」の景品として配る。
同協会は「地域の実りだけでなく、ことしは特に安心安全を願う。新型コロナウイルスが落ち着いたら、また多くの観光客が町に訪れてほしいという思いも込めた」と話していた。
(写真は、農作を願って1束ずつ丁寧に植える参加者)