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高島公園の桜開花 2008年以降で最速
2020年3月31日
諏訪市の金子ゆかり市長は3月30日、高島公園の桜の開花を報告した。開花日は29日で昨年より11日、平年より14日それぞれ早く、2008年に現在の確認方法になってから最速。
園内にはソメイヨシノを中心に、ヒガンザクラやシダレザクラなど約90本が植えられている。開花は全体の咲き具合を見て判断しており、3月中に発表したのは初めて。30日から夜間のライトアップと花見ちょうちんの点灯も始めた。
金子市長は「新型コロナウイルスで心がふさぎがちだが、市民や来訪者には感染対策をした上で自由に散策してもらい、大いに鋭気を養って春の訪れを楽しんでほしい」と話した。
市は例年の客の入り具合から「密集状態にはならない」として新型コロナウイルスによる花見の自粛要請は行わないが、各自で感染防止を心掛けるよう呼び掛けている。屋台の出店は許可せず、今後の状況によっては自粛要請や公園閉鎖を検討する可能性もあるとしている。
(写真は平年より早く開花した高島公園の桜=3月30日)