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諏訪東京理科大学で日向坂46の「聖地巡礼ツアー」
2020年2月2日
茅野市の公立諏訪東京理科大学は1日、アイドルグループ日向坂46がミュージックビデオ(MV)を撮影した場所を案内する「聖地巡礼ツアー」を初開催した。同日夜のアイスキャンドルイベントの関連企画で、普段は学生しか立ち入れない教室も公開され、県内外から多くのファンが訪れた。
昨年2月、諏訪圏フィルムコミッションの紹介で、日向坂46のデビュー曲「キュン」のMVが撮影された。学内の大階段前ステッププラザや渡り廊下、階段、1号館の教室などが使われ、動画サイトで公開されると、ファンの間で撮影地が話題になったという。
日向坂46の熱心なファンは「おひさま」と呼ばれ、ツアー開始時間には、全国の約40人が集まった。学生のガイドで、教室の扉をくぐると「ちょっと待って、やばいよ」「すごい、すごい」と歓声が。MVのカメラアングルを探したり、ワンシーンを再現したりと撮影地の雰囲気を堪能した。
ファン仲間と参加した東京都八王子市の男性(33)は「感動して、メンバーと同じ場所で同じポーズでいっぱい写真を撮った。入れる場所だとは思ってなかったので、こういう機会がありがたい」と話した。
主催した王谷洋平准教授(43)は「ファンのニーズもあり、皆さんに喜んでもらえて良かった。シティープロモーションの一環で、諏訪に来て良かったと思ってくれれば、地域貢献につながるのでは」と語った。
(写真は、日向坂46が踊った大階段の前で記念撮影する参加者たち)