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【諏訪地域初】日本風景街道に登録〜信州ビーナスライン茅野〜

2019年12月27日

191226ビーナスライン日本風景街道
事業展開の追い風に
 国土交通省は、茅野市を走る「信州ビーナスライン茅野」を、「日本風景街道」に登録した。諏訪地域では初。今後全国に情報発信され、各地の取り組みのなどの助言が受けられることから、申請をした観光協会などでつくる「信州ビーナスライン輝く道づくり実行委員会」(朝倉祐一委員長)では、来年度の事業展開に生かしたいとしている。
 日本風景街道の登録制度は、公民協働で道を舞台に地域資源を生かした景観づくりや地域づくり、観光振興、地域活性化を目指す取り組みで、2007年から始まった。全国で143、同省関東地方整備局管内では21ルート目で、これまでに佐久穂町の「ルート299北八ケ岳しらかば街道」などが登録されている。
 同実行委では「住んでよし、訪れてよし」の観光地づくりを目指して、ビーナスラインの美化活動などに取り組む。ことし7月には3年目の活動として、市内各種観光協会や市建設事業団、市、県、国の関係者ら約490人が参加し、国道20号新井陸橋から車山高原までのビーナスライン沿線約40キロにわたって作業した。
 県から登録を勧められたことから申請。風景街道関東地方協議会が審査、11日付で登録された。登録証の伝達式は1月にも行われる予定。
 同実行委は来年2月に会議を開き、来年度計画に反映したいという。朝倉委員長(58)は「ビーナスラインは茅野市の観光発展に寄与してきた。この道があっての観光振興」とし「登録されたことはチャンス。スピード感を持って次の事業を展開していきたい」と話していた。
(写真は、「日本風景街道」に登録された「信州ビーナスライン茅野」)