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切磋琢磨し全国を 中学合同スケート部 今季始動

2019年11月28日

HPスケート部
 岡谷市内中学生でつくる合同スケート部が26日夕、今季の活動をスタートさせた。やまびこ国際スケートセンターを拠点に東部、西部、北部の3中学校の1〜3年生7人が、全国中学校スケート大会への出場を目標に練習に励む。
 合同スケート部は2007年に発足。部活動がない学校の受け皿になるほか、社会体育としてクラブで活動する以外に、学校の部活動の時間としてリンクで練習できるメリットもある。「部活」として存在することで、競技を続ける決心をする生徒もいるという。
 昨シーズンは6人で活動し、全員が全中に出場、好成績を収めた。今シーズンも男女混合(男子3人、女子4人)で、同センターの指導員らに教わりながら、来年2月中旬まで週2回の練習に取り組む。
 初回は、下半身のバランスを鍛える体重移動などで体を温め氷上に上がった。全員が縦1列に並び、リンクを周って体を慣らした後、速度を上げて3000メートルの長距離を2回ほど滑り込んだ。
 2年連続で部長を務める岡谷東部中3年の生徒(15)は「ただの仲良しグループではなく、みんなで切磋琢磨(せっさたくま)し、それぞれの目標に向かって頑張っていきたい」と話した。
(写真は、1列になって滑る合同スケート部の部員たち)