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カナダの尺八奏者と共演　御諏訪太鼓伝承者の山本麻琴さん

2019年11月23日

HP太鼓と尺八共演
　御諏訪太鼓伝承者で太鼓打師の山本麻琴さん(38)＝岡谷市＝とカナダの尺八奏者アルスヴィン・ラモスさん(50)のコンサートが22日、諏訪市のＳＵＷＡガラスの里であり、気迫あふれるパフォーマンスで聴衆を魅了した。
　２人は2011年にカナダのバンクーバーで知り合い、国内では今回が２回目の共演。ラモスさんが２年に１度来日し、全国を「尺八巡礼」するのに合わせてコンサートを開催した。
　山本さんとラモスさんがソロで１曲ずつ披露した後、山本さんの祖父で御諏訪太鼓宗家・初代小口大八さんが作曲した大曲「阿修羅（あしゅら）」でセッション。約15分間にわたる熱演で来場者を楽しませた。
　同日夜には、同市四賀桑原の仏法紹隆寺で奉納公演を行い、ラモスさんと共に来日しているカナダ、アメリカ、スウェーデンの尺八仲間７人も出演した。
(写真は、迫力の演奏を披露するラモスさんと山本さん）