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「サマーイルミ」下諏訪町赤砂崎公園で開幕
2019年7月21日
下諏訪町の諏訪湖畔を彩る「しもすわサマーイルミネーション2019」が19日夜、町赤砂崎公園多目的広場で始まった。広場の円周に設けられている植物棚を利用した「七色トンネル」をメインに、LED(発光ダイオード)10万球のきらびやかな光が、幻想的な雰囲気を演出。9月8日(日)を最終日に午後7時から10時まで連日点灯し、訪れた人の目を楽しませる。
湖畔のにぎわいを創出しようと、町が主催し5年目で、県の「地域発元気づくり支援金」の活用事業。民公協働のイベントを目指し、昨年度に続き、地域の9団体・事業所が電飾を出展し、地域住民にも飾り付けに携わってもらった。
球数は昨年度と比べて3万球増やし、過去最多。これまでは涼感を誘う青色が基調だったが、七色に変化する電球を多く採用し「写真映えするようにした」(町産業振興課)。竹筒や足湯、ハートなど多彩な電飾もそろい、下諏訪市民新聞社は創刊70周年に合わせて協賛出展した。
同日、現地で点灯式があった。カウントダウン後に一斉に電飾を光らせると、会場から歓声が上がった。青木悟町長は「多くの人を誘って来てもらいたい。これからも地域に長く愛されるイベントになれば」とあいさつした。
地域住民らは散策しながら電飾を眺めたり、写真に収めたりした。電飾制作に携わった伊藤絢俐さん(9)は「作るのが少し大変だったけど、きれいにできたと思う。たくさんの人に見に来てもらいたいな」と話した。
広場隣接駐車場では、ビアガーデン形式で軽食やアルコール飲料などを楽しむ「あかすなみずべテラスinサマー」が同時開催され、にぎわっていた。
期間中は指定日に「LEDスカイランタン」を打ち上げるほか、みずべテラスも開催する。問い合わせは同課(電27・1111)へ。
(写真は、特殊なLEDを使って装飾した「七色トンネル」。色がだんだんと変わる)