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ニッコウキスゲ 八島湿原で見頃に
2019年7月13日
○…標高約1600メートルの下諏訪町、八島湿原で、初夏を彩るニッコウキスゲが見頃を迎えた。広大な湿原をバックに、ラッパ状になった黄色い花を咲かせ、訪れた人たちを歓迎している=写真。
○…かつては同湿原を含む霧ケ峰高原の至る所で群生が見られたが、ニホンジカの食害で減少。シカの侵入を防ぐ電気柵に囲まれた湿原周辺では、ニッコウキスゲが固まって咲いている場所もあり、背景に八島ヶ池を入れて花と記念撮影する人の姿も見られる。
○…長野市からやって来たという60歳代の夫婦は、「ニュースで食害は知っていたが、思っていた以上にきれいに咲いていて良かった」と話し、湿原の散策を楽しんでいた。