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新緑の難コースに挑む 塩嶺王城パークラインハーフマラソン
2019年5月27日 塩嶺王城県立公園周辺を駆ける第21回「塩嶺王城パークラインハーフマラソン大会」は26日、岡谷市内山の鳥居平やまびこ公園を発着点に開いた。例年同様、一般から小学生までの男女、年代、距離別に14種目を用意。当日参加のウオーキングを含めて、全国各地から552人が出場し、夏本番のような暑さの中でそれぞれの限界に挑戦した。
岡谷、塩尻、辰野の2市1町でつくる塩嶺王城観光開発協議会が主催、市民新聞グループ(7紙)など共催。ハーフマラソン(21・0975㌔)は信州塩尻農業公園チロルの森、辰野町のしだれ栗森林公園を経て、やまびこ公園に戻るコース。最も高い所で標高千㍍以上、高低差は約300㍍になるという。
開会式で、同協議会長の今井竜五岡谷市長は「厳しいコースだが、上や下に目を向けて景色の素晴らしさを感じながら走り抜けてほしい」とあいさつ。選手を代表して地元の小学生が「最後まで自分の目標に向かって、楽しく元気に力いっぱい走り抜く」と宣誓した。
一般・高校生のハーフマラソンを皮切りに1・8㌔の小学生の部、5㌔の一般・中学生の部、5㌔のウオーキングが次々とスタートした。大会本部の発表によると、午前10時には最高気温33度を記録。息を枯らして苦しそうにゴールしたランナーは、落ち着くと記念撮影をしたり、仲間と声を掛け合ったりと爽やかな表情だった。
(写真は、一斉にスタートするハーフマラソンの部)