NEWS

柳平千代一茅野市長退任式

2019年4月27日

柳平市長退任
29日で任期満了を迎える柳平千代一茅野市長の退任式が26日、市役所で開かれた。3期12年の市政に幕を下ろす柳平市長は「多少なりとも茅野市の発展に貢献できたことは喜びであり大きな誇り」と述べ、職員や市民に見送られ庁舎を後にした。
 式では樋口尚宏副市長が「新しいリーダーのもと職員一丸となって市発展のため努めていく。これからもときに厳しく、温かく見守ってほしい」と送別の言葉。篠原啓郎市議会議長も、市民活動センター設置や諏訪東京理科大の公立化などの業績をたたえながら「退任後もますますの活躍を」と祈念した。
 柳平市長は「12年間本当に楽しかった。パートナーシップのまちづくりの第2ステージである地域コミュニティーの充実をはじめ、いろいろなことが形になってきている」と語り、「近くを見つめる目と遠くを見据える目を大切にまちづくりに取り組み、新市長とも意識の共有を図って(市ブランドフレーズの)『まんなかに愛のあるまち』の実現を」と呼び掛けた。
 正面玄関では職員、後援者、市民ら約300人が花道をつくった。柳平市長は「多くの皆さんに支えられ、きょうゴールテープを切ることができました。本当にありがとうございました」と涙ながらに感謝を伝え、大きな拍手と万歳三唱で送り出された。(写真は市民らと握手を交わし退庁する柳平市長)