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春よ来い、福も来い 岡谷だるま祭り
2019年2月10日
春と福を呼び込む第67回「岡谷だるま祭り」が9日、東銀座の小井川だるま堂などで始まった。初日は福引きや福だるまの販売のほか、恒例の祈願だるまの開眼式。大勢の人が見守る中、祭りを主催する小井川区と東銀座商栄会の関係者らが大だるまに目を入れ、一年の招福や所願成就を祈念した。
雪が舞う厳しい冷え込みだったが、参拝者は徐々に増え、例年並みのにぎわいに。福だるま売場では、好きな大きさを選んで買い求める人が列を作り、だるま堂前に置かれた白い祈願だるまには、訪れた人が家内安全や健康、一年間の平穏などの願いを記した。
開眼式には、小井川区の武井一郎区長をはじめ、来賓の市や岡谷商工会議所の関係者らが参列。焼香の後、高さ1メートル以上の大だるまと、白い祈願だるまに交代で目を入れた。
2人の孫を初めて連れて来たという男性(65)は「温かみを感じるので10年以上前からここでだるまを買っている。来年も孫と来たい」、小学2年生の孫(8)は「サッカー選手になりたいとお願いした。四角いだるまがあったりして楽しそう」と話した。
(写真は、願いを込めて手にした筆でだるまに目を入れた開眼式)