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冬支度整い風情 高島公園で雪つりなど
2018年12月18日 高島公園の植栽に、雪つりやわらぼっちなどが施された。冬を迎える準備が整った公園内は、季節の風情が漂っている=写真。
諏訪造園業組合(折井俊美組合長)が、諏訪市の委託で組合設立時から続け、毎年12月中旬に作業を行っている。50年近く続くといい、冬の風物詩に定着した。
組合員たちが熟練の技を発揮したわらぼっちは、低木の上にちょこんと乗って、まるで笠のよう。公園のシンボルになっている松2本とイチイ1本には、50本ほどの縄で円すい状に雪つりを施し、松にはシュロ縄やわら縄で化粧した根巻きも取り付けた。
公園を訪れる市民や観光客は「次第に寒さが厳しくなるが、わらぼっちなどを目にすると、何となく心が温かくなる」と目を細めていた。