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茅野市国際スケートセンター 愛称看板披露し今季開場

2018年11月25日

愛称看板
 茅野市は23日、市運動公園国際スケートセンターの今季開場に合わせ、8月に発表した施設の愛称「NAO ice OVAL(ナオ・アイス・オーバル)」の看板お披露目式を開いた。由来である平昌(ピョンチャン)冬季五輪スピードスケート女子500メートル金メダリストの小平奈緒選手(豊平出身)も「皆さんに愛されるリンクになるとうれしい」とビデオメッセージを寄せた。
 看板は施設の玄関やカウンター、リンクのコーナーマット、道路の案内標識など7カ所に約20枚設置。式ではロータリーの看板(横5.4メートル、縦0.9メートル)を柳平千代一市長、山田利幸教育長、愛称の命名者、市内各小学校スケートクラブの代表者らで除幕した。
 柳平市長は「ここから多くの皆さんが世界に羽ばたくことを心より期待する」とあいさつ。幼少期から中学時代まで同センターで練習を積んだ小平選手は「地元や全国の皆さんが集まるすてきなリンクになるといい。いつか私も滑りに行きたい」と画面からメッセージを送り、「スケートを楽しんでください」と呼び掛けた。
 同センターは1989年に開設され30年目。開場セレモニーではバックストレートの愛称看板の披露、中高生の模範滑走、花火の打ち上げが行われ、市民らが早速氷の感触を確かめた。
 来年2月17日(日)まで原則無休(一般滑走は16日まで)。午前8時〜午後8時半。12月31日(月)は午後4時まで、元日は午後2時から営業する。競技中は一般滑走不可。
(写真は、除幕された愛称看板を見る豊平小スケートクラブの児童ら)