NEWS

シーズン到来滑り初め スケートの森屋外リンク開場

2018年11月24日

HP・スケセン今季オープン のコピー

 岡谷市内山、やまびこスケートの森国際スケートセンターが23日、今季営業を始めた。待ち兼ねたシーズン入りに、訪れた多くの小中学生らが初滑りを楽しんだ。
 国際規格の400メートルリンクを備える同センターは1994年に開場して24年目。昨シーズンは延べ2万6238人の利用があった。今季のリンク整備は11日に製氷作業を開始、夜から朝方にかけて散水を重ね、現在は7センチほどの厚さになった。
 オープン初日は開場式典があり、やまびこスケートの森の中嶋政春代表取締役は「24年の延べ入場者が75万人になる。今季も安心して楽しく滑ることができるリンクづくりに努めたい。自分の目標や世界を目指して練習に励んで」とあいさつ。小口明則副市長は「スケート文化発展と競技力向上に向け、大いに冬を楽しみながら滑り込んで」と子どもたちに呼び掛けた。
 決意表明では岡谷西部中学校1年の花岡澄珠さんが「全中スケート決勝進出を目標に滑りを磨きたい」。川岸小4年の倉坪宏汰君は「500メートル、48秒を切りたい。体力不足もあるので一生懸命頑張りたい」と意気込みをみせた。子どもたちはスケート靴を履いてリンクに立つと、早速滑り始めた。初心者は上條有司さん(日本電産サンキョー)によるスケート教室に参加したり、保護者に手を引いてもらったりしながら氷の感触を楽しんでいた。祝日ということもあり多くの家族連れが来場した。
 大会や貸し切り、悪天候を除き、来年2月17日(日)まで無休で営業する。12月16(日)1月20日(日)2月2日(土)は、岡谷市民の無料滑走日。問い合わせは同センター(電24・5210)へ。
  写真=思い思いに滑りを楽しむ子どもたち